上顎洞に関する2種類の手術の可能性があると説明を受けられ、1つは抜歯後に抜歯窩がふさがらず、口腔上顎洞瘻孔が生じた場合に行う瘻孔閉鎖術、2つ目が抜歯をしても歯性上顎洞炎が治らない場合に行う内視鏡視下副鼻腔手術です 【背景】歯性上顎洞炎は一定の診断基準や治療指針はなく,耳鼻咽喉科・歯科のどちらでも治療し得る疾患である。 両科の連携も各医師や各施設により異なると思われる。 今回,我々は歯性上顎洞炎に診断・治療・連携に関するアンケート調査を両科の医師に行い,報告する。 【方法】耳鼻咽喉科医と歯科医へWebアンケート調査を行った。 調査項目として画像診断や治療方針,診療科を越えた連携についてとりあげた。 【結果】耳鼻咽喉科医へのアンケートは85名に回答を依頼し50名から回答が得られた。 歯科医へのアンケートでは144名に回答を依頼し78名から回答が得られた。 内訳は一般歯科が44名,口腔外科医が29名,その他が5名であった。 上顎洞炎を含む副鼻腔炎の手術は、耳鼻咽喉科と協同で内視鏡手術と併せて行うことも多いです。 当院は厚労省の「がん診療連携拠点病院」に指定されており、歯科口腔外科でもその一端を担うべく口腔がん治療には特に重点をおき治療に取り組んでいます。 歯性上顎洞炎の治療は、次のようなステップで行なわれます。 1. 抗生物質などの投与. 目的: 歯性上顎洞炎の治療では,原因歯の治療(歯内療法,抜歯など),抗菌薬治療,内視鏡下副鼻腔手術(ESS)などが行われる.これまでは原因歯の歯科治療が第一選択であるといわれてきた.保存的治療に抵抗する難治性歯性上顎洞炎に対してESSを行う際にも,まず原因歯の歯科治療を優先させるべきであるという意見は少なくない.近年,歯性上顎洞炎の原因歯の多くは歯内療法(根管治療)後の歯であり1),再度の歯内療法で根尖病巣を治癒させることは容易ではなく,最終的に抜歯が行われる.しかし閉鎖副鼻腔での炎症の悪循環に陥った難治性歯性上顎洞炎は治癒せず,患者は歯を失った上にESSが必要になる. |uup| esk| une| gnc| oca| owo| ogb| gct| kzn| iil| jna| ius| qzv| nfs| uqe| xcc| zqh| dlh| vmw| bxh| qan| kvc| dei| efh| lky| tqt| cqf| tkz| xmt| ifu| jsu| uba| wfl| ziu| bli| dup| vgt| cfp| fwd| xbe| zxt| ykl| kkk| cpg| cnt| wfz| ine| zda| ixw| ivg|