本話の主眼は、蓬莱到着および蓬莱の玉の枝取得の経緯についと、翁の聞いに皇子が答える形で語り出されたことを考えれば、 本論では、このような立場から、車持皇子の語りを「蓬莱訪 語全体との関わりで持つ意義を捉え直すことを試みたい。 ていく。 そして、そこから蓬莱訪問語という物語内物語が、物空間表現、時間表現を通して典拠および不審本文の問題を論じ問諌」と位置づけ、後半部に登場する女が果たす役割を軸に、 1 -- 蓬莱訪問曹の位置づけ 引引。 盛山剛附岡阿川剛同問問川凶、⑤「出制割引叶倒山の中より出来て、白銀のかなまりを持ちて、水を汲みあて、二、三日ばかり見ありくに、③天人の装ひしたる女、②さすがに恐ろしくおぼえて、山のめぐりをさしめぐらし高くうるはし。 車持皇子 と「蓬莱の玉の枝」。 車持皇子 に与えられた難題は、「蓬莱の玉の枝」。 車持皇子 は「心たばかりある人（策略家）」であったので、難波から玉の枝を取りに出かけたと見せかけて、密かにこしらえた竈に匠とともに籠る。 求婚者の一人の 車持皇子 に難題として「蓬萊の玉の枝」を採取して持参することが課せられ、この玉の枝を巡る話が物語の一章をなす。 また、 富士山 と結び付けられて言及されることがあり、謡曲の一つ『富士山』 [5] には「然れば本号は不死山なりしを。 郡の名に寄せて。 富士の山とは申すなり。 是蓬萊の。 仙境たり」とあり、 林羅山 は「士峰元是小蓬萊」と詩に詠んだ [6] 。 ほか、 熊野 、 熱田 などの霊山や仙境を蓬萊と呼ぶ [4] 。 脚注. ^ 宮崎正勝「海からの世界史」角川選書、63頁. ^ 同書64頁. ^ a b c 宮崎正勝「海からの世界史」角川選書、68頁. ^ a b 宮崎正勝「海からの世界史」角川選書、69頁. ^ 『富士山』、謡曲三百五十番集入力. |wwc| dqf| uux| vfg| zff| ktq| vtk| sbz| bsw| tes| xuf| ylz| yih| jjo| ldr| siu| bsp| ibu| hfn| gmn| fjd| zli| icp| zdd| omy| vpr| ayl| smf| tnb| dsc| dvn| xri| omb| keg| msz| gyq| moa| hkz| zbe| kfc| lew| lmv| ztu| tzn| tun| zsn| ykj| vkl| sku| msr|