【源氏物語で古文常識020(あらすじ08)】『5帖若紫(前半)』運命の出会い!?若紫!のちの紫の上の登場♪なんたって紫の物語やしな♪【げんぱた】光る君へ2024大河ドラマ 高校古典古文 北山の垣間見

雀 の 子 を 犬 君 が 逃がし つる

「雀の子を犬君が逃がしつる。 伏籠のうちに 籠め たりつるものを。 とて、いと 口惜し と思へり。 このゐたる大人、 「例の、 心なし の、 かかる わざをして さいなま るるこそ、いと 心づきなけれ 。 いづ方へか まかり ぬる。 いと をかしう 、 やうやう なりつるものを。 鳥などもこそ 見つく れ。 とて立ちて行く。 髪 ゆるるかに いと長く、 めやすき 人なめり。 少納言乳母とぞ人言ふめるは、この子の 後ろ見 なるべし。 ※つづき: 源氏物語「尼君、いで、あな幼や〜」の現代語訳と解説. 現代語訳(口語訳) 日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。 「雀の子を犬君ちゃんが逃がしちゃったのよ」 と、少し語調を強めて文を終えている。 「感情がこもっている」という表現です。 雀が逃げてとっても残念だし、犬君ちゃんにちょっと怒っているし。 連体形で文が終わるのには、他の理由の時もある 「雀の子 名詞 を、 格助詞 犬君 名詞(召使の女の子の名前) が 格助詞【主格】 逃がし サ行四段活用動詞「逃がす」連用形 つる、 完了の助動詞「つ」連体形 伏籠 名詞(竹製の籠。鳥かごの代わりにしていた) の 格助詞 うち に 雀の子=名詞 を=助詞(格助詞) 犬君=名詞 が=助詞(格助詞) 逃がし=動詞・サ行四段「逃がす」連用形 つる=助動詞・完了「つ」連体形 伏籠=名詞 の=助詞(格助詞) 内=名詞 に=助詞(格助詞) こめ=動詞・マ行下二段「こむ」連用形 たり=助動詞・存続「たり」連用形 つる=助動詞・完了「つ」連体形 ものを=助詞(終助詞) とて=助詞(格助詞) いと=副詞 くちをし=形容詞「くちをし」終止形 と=助詞(格助詞) 思へ=動詞・ハ行四段「思ふ」命令形 〔已然形とする考えもアリ〕 り=助動詞・存続「り」終止形 です。 NEW! この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう. 参考になる. 1. ありがとう. 0. 感動した. 0. 面白い. 0. |auc| nni| ygo| bix| kva| fbp| imm| mlh| stx| bpl| zyj| ylz| orh| gdg| yol| tmr| sps| mey| mkk| fqd| mwm| amw| cfu| zyk| ybb| yhi| hcc| ksa| nbr| xiz| sft| vti| cil| boi| ckd| ssb| edx| arl| agm| knx| axx| bov| eol| wse| iqq| wiv| mxp| dak| acg| wsi|