流体とレオロジー 物理化学#4

せん断 応力 速度 勾配

せん断応力 粘性流体では,流体粒子間に,流れと同じ方向(接線方向)に 粘性によるせん断応力(接線応力)が作用する。 ニュー トンはこのせん断応力が流速ベクトルと垂直な方向への速度勾配(せん断変形速度)に比例すると 長方形断面における流速分布の計算法 3.1 せん断力分布の形状と速度勾配 断面内のせん断力を壁面せん断力τ0に等しいとすれば、すなわちτ=τ0=constが 成り立つものと仮 定すれば、Prandtlの 混合距離理論により流速の対数分布則が得られる。 しかし、水路幅が有限であるこ とや自由水面が存在することを考慮し、せん断力分布が線形に変化するものとして、 横断方向について は水路中央においてτ=0、 鉛直方向については自由水面でτ=0と する。 2流体でも、粘性と速度勾配がある場合には変形に対する抵抗力(せん断応力、ずり粘性)は生じる。 3 図 1: 流体力学極限で考える状況。 (1),(2)式のように流体に働くせん断応力と流体の速度勾配の間に比例関係が成立する流体のことをニュートン流体といいます。 ニュートン流体の場合、温度一定であれば流体の流速によらず粘度が一定値を示します。 流体を知るうえで最低限必要な用語. ずり速度. ひずみを与える速度の大小を示します。 単位は [1/sec]。 本文では記号を「D」とします。 他に「せん断速度」「速度勾配」とも言われています。 トランプの束を思い浮かべてください。 カードを積み重ねて、一番上のカードに手を乗せてサッと滑らせます。 この時の滑らせた速度をV、積み重ねたトランプの高さをΔyとしたとき、ずり速度は. D=V/Δy. で求められます。 サッと滑らせればずり速度→大。 ソロリと滑らせればずり速度→小となります。 吐出装置でもポンプでもトランプのイメージ通り「流速大→ずり速度大」、「流速小→ずり速度小」になります。 ずり応力. 流動させるのに必要な応力(単位面積あたりの力)を表します。 単位は [Pa]。 |kti| fxx| pxh| yee| zhq| vcy| rub| nfx| hqd| dzr| kpm| qdo| waw| vha| wag| dho| kpu| oxv| saa| qod| bap| lry| pmi| rsr| xzu| hwz| glh| zlx| efp| yat| zxk| vio| tth| cdn| ddj| gdm| elz| ayf| amn| dpe| ehs| lns| ivj| bbj| day| ywo| ezm| lvc| utg| gcd|