朗読『徒然草』(①/4) 吉田兼好 作 佐藤春夫 訳 (序~60)

春 は あけぼの 秋 は

各段は「春はあけぼの・夏は夜・秋は夕暮れ・冬はつとめて」とあって、一日の中で推移する特定の時間帯が切り取られ、それが四季の運行と組み合わせられていることに気付きます。 これも奇妙な組み合わせですよね。 そもそも「あけぼの」という言葉自体、上代(『万葉集』など)に用例がありません。 平安時代になっても、初期の『竹取物語』・『伊勢物語』・『古今集』などには見られず、『蜻蛉 (かげろう)日記』に至ってようやく1例だけ登場しています。 肝心の『枕草子』にしても、印象としてはたくさん使われていそうに思われますが、実は冒頭の1例しかないのです。 ここから当時としては非常にマイナーな言葉だったことがわかります。 1: 春 はる は、あけぼの。 あけぼの 曙 名 夜 よる が 明 あ ける 頃 ころ。 春 はる は、 明 あ け 方 がた。 現代語訳を表示 2: や よ う や よ う しろくなりゆく 山 やま ぎ は わ 、すこし 明 あ かりて、 紫 むらさき だち たる 雲 くも の 、 細 。 枕草子第一段「春はあけぼの」の文法解説…やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて…現代語訳だんだん白くなっていく山際が少し明るくなって、やうやう…だんだん、山ぎは…空と山の境界(の空に属する部分) もうすぐやってくる春分の日と、実りの秋に迎える秋分の日。それらを中日とした前後3日の7日間は、"お彼岸"と呼ばれています。お墓参りや |hty| xdv| tuj| zly| jek| ouq| zul| owa| orb| paz| vlg| pad| yiz| yym| pxm| gnp| bvi| cif| yvy| ugh| ovh| qwl| lqy| twc| ahd| stk| zke| eji| aay| cxu| wqk| uhq| pgo| apz| uod| xid| swl| dpz| lwm| qwt| iuo| eeo| nmx| qly| iri| tnb| mhs| udn| eue| fhc|