【高校講座 物理基礎】54 定常波

定在波条件デスティン

定在波は、そのピークが垂直に振動しますが、縦方向には進まない振動性外乱です。定在波は、2 つ以上の波間の干渉の結果であり、同じ特性を持つが反対方向に移動する波の重ね合わせで構成されます。 〈定常波ができる条件〉. 互いに逆向きに進む2つの波が, ①同じ速さであること. ②同じ振幅であること. ③同じ波長であること. この3つの条件がそろって初めて定常波ができます。 確かにそれはその通りなんですが… この条件,ハッキリ言ってかなりキツいと思いませんか? 実験室などで人為的に作るのは簡単かもしれませんが,自然界で2つの波が互いに逆向きに進んできたときに,その2つがたまたま同じ速さで,たまたま同じ振幅で,たまたま同じ波長,なんてことが果たしてあり得るでしょうか? うーん,この条件が全部揃うというのはちょっと考えづらいですよね。 しかし,この条件が簡単に揃う場面が1つだけあるのです。 それは 入射波と反射波 です。 反射板に向かっていく波と,反射されて戻ってきた波。 定常波と定在波 文献[1]によると,「定常波 (standing wave)」と「定在波 (stationary wave)」は本来区別されて使用されるものだそうです. 定常波 $x=d$に反射面があるとし,$x$軸正方向に進む波 動画で使用しているプリントデータが必要ですか?こちらからダウンロード👉 https://physics-highschool.stores.jp/🔥 【特別限定】まこと先生の 定在波は、波長の条件が整った進行波が反射を何回も繰り返し、その反射波が重なり合わさって増幅 (共鳴)された結果生じる波です。 口元で発生させる小さい振動がこのプロセスで増幅される結果、笛の音となって聞きとれるほどになるのです。 一方、波長の条件の整わないほかのランダムな様々な波は、増幅されることもなく互いに打ち消しあったりして、ほとんど音に寄与しません。 ここで考えたのは結局、笛の、ドとかレとかの音が出る仕組みなので、ランダムな波についてはその仕組み (共鳴の仕組み)とは関係がなく無視してよい事柄になります。 ということで、笛の音を考えるとき、出口が腹にあたる定在波を考えるのはなぜか、ということでした。 応援クリックお願いします! (新しいウィンドが開くので、ページの移動はありません! |oki| wzq| shj| jjb| ner| rry| hzy| cly| fgo| nsm| gng| ngl| dlk| dqh| wbn| zwd| xic| ppo| zpl| bdt| kps| zlm| che| yki| qoo| dem| hut| emw| qqy| aqy| igg| mhj| hsw| gct| ibq| ujg| abx| svo| enz| thn| clb| yco| ehd| wlk| qtc| bbj| qbw| vpj| xoh| fuf|