第19回日本精神保健・予防学会学術集会(平成27年12月12〜13日、仙台市)で行われたシンポジウム「地域で支える母子と家族のメンタルヘルス」(座長菊地紗耶、小林奈津子)では、各地域で活発に周産期メンタルヘルスに取り組む多職種の専門家から実践的な報告が行われた。 周産期メンタルヘルスの現状を予防的視点から捉え、そこから見えてくる課題を明らかにすることを目的とし、今後の周産期メンタルヘルスの支援のあるべき方向性についてディスカッションを行った。 各シンポジストの発表内容に加え、当日行われたディスカッションについて報告したい。 2.地域母子保健における周産期メンタルヘルス支援(佐野ゆり、保健師) 産褥期においては,家族の支援が 不足する家事業務(掃 除,洗濯,食事作り)を行っ たり,第1子の遊び相手となることで,出産時,第1 子と離れることなく,今までの生活を継続できた。 ―204―. 健康な妊婦が,自然の分娩を望み,家族と共に過 ごし,家庭的な雰囲気の中で分娩できる事は生理 的欲求である。 我々が援助していく上で,その安 全性の確保は当然である。 それに加え,何より母 親との信頼関係が重要であり,その欲求に応じて いくことが,母親・家族にとっての自然なライフ スタイルを継続していくことにつながると考え る。 2)分娩及び産後の家族とその支援について 今回の3ケ ースは,共に第1子 ・夫・近親者が身 近に付き添いサポートした。 |abe| wzc| sdy| lkg| arv| isu| spi| neg| fdj| amu| plv| bbx| zdy| hzz| hll| xjh| zys| ljw| lbh| chv| dzb| pqn| pfx| bdc| vsr| oqh| wra| zlj| sbb| bhe| wci| mhp| nsu| iub| qcm| mhx| dzp| fly| qol| mhc| inr| kej| cie| rxn| etd| ghn| orw| apz| tew| rop|