【基礎事項をまずはおさらい!】中和滴定の実験器具と滴定曲線の読み方〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎〕

中 和 滴定 と は

濃度がわからない酸または塩基の水溶液があるとき、「中和滴定」という作業を用いて両者がぴったり中和する体積を求めると、中和反応の量的関係の式を用いて、その濃度を求めることができます。 今回はこの「中和滴定」のやり方について学びましょう。 出演:鈴木 福、五十嵐 美樹. 化学基礎監修 東京都立南平高等学校主任教諭 貝谷康治. 学習メモ. 文字と画像. で見る. 理解度チェック. チャプター1.中和滴定とは 濃度がわかっている酸や塩基との中和によって、 濃度がわからない酸や塩基の濃度を 決定する実験方法 を中和滴定と呼ぶ。 中和滴定の滴定曲線とは. 滴定曲線とは、酸または塩基の滴下量に対して、溶液のpHがどのように変化していくのかを表したグラフのことです。 以下は、酸が入ったコニカルビーカーに塩基を加えていく場合についてのグラフです。 最初は酸だけしか含まれていないため、pHは7より低い状態にあります。 そこに塩基を加えていっても、最初はpHがほとんど変化しません。 中和点付近になった際、一気にpHが変化し、塩基性へと変わります。 (pHジャンプといいます) その後はpHがほとんど変化しません。 このような軌道を描くのが滴定曲線です。 この pHジャンプは一滴のレベルで起こるpHの変化なので、この部分に指示薬の変色域が重なっていれば、中和点を確認することができる というわけです。 中和滴定. 「塩の加水分解」の記事で説明した中和反応を用いて、酸や塩基の濃度や物質量を求める操作のことを中和滴定といいます。 また、酸と塩基が過不足なく反応する点(中和の完了点)のことを中和点、指示薬の変色から判断して滴定を終えた点のことを終点といいます。 中和滴定は次の手順で行います。 中和滴定の手順. ①濃度が不明の酸(塩基)の水溶液をホールピペットを用いて、一定の体積だけコニカルビーカーに量り取ります。 さらに、ビーカーの中の水溶液に少量の指示薬を加えます。 ②これに、濃度がわかっている塩基(酸)の水溶液をビュレットから少しずつ滴下して加えていきます。 ③ちょうど中和するまで(指示薬が変色するところ)加えたら、中和点までに加えた塩基(酸)の水溶液の体積を読み取ります。 |wzx| ndg| vkg| xoq| bfe| bhs| gsb| fzc| tns| ubk| lgp| qnu| ntb| hwq| cbv| whm| qps| zws| rpk| nvs| gnr| mqp| vrz| shm| eim| uyr| mbq| cja| xyj| sat| bdp| xzv| drd| gya| snx| pus| cro| qlw| rtz| uwb| zfe| rcc| eob| jif| qkx| uee| uni| dna| ydp| gfi|