【高校物理】 熱力学04 熱量保存の法則 (13分)

比熱 熱容量 違い

そこで、単位質量当たりの熱容量を考え、物質の種類による熱容量の違いを表したものが 比熱 (比熱容量)という量です。 物質 1g 当たりの熱容量です。 (1kg ではありません)。 熱容量を [g] で割ったものです。 1g の物質の温度を 1K 上げるのに必要な熱量です。 単位は [J/ (g⋅K)] ジュール毎グラム毎ケルビン です。 比熱が大きい物質は熱の含有可能量が大きく、温まりにくく、冷めにくいです。 比熱 c [J/ (g⋅K)]、質量 m [g] の物体の熱容量 C [J/K] は、 C = mc. であり、この物体の温度を ΔT [K] だけ上昇させるのに必要な熱量 Q [J] は、 比熱 c. Q = mcΔT. となります。 mcΔT : 熱量。 熱容量と同様に比熱は物質の温度変化のしにくさを表している [1]. ただし, 熱容量が物体全体の温度変化のしにくさを表していたのに対して, 比熱は単位質量あたりの温度変化のしにくさを表しているので注意が必要である. 固体や液体の場合には単位質量に対する比熱で議論されることが多いが, 気体の比熱を考える時には 単位モル ( 1 mol )あたりの比熱を頻繁に考える. この比熱をモル比熱などと呼ぶ. 以下, 対象に対して与えた熱量を Δ Q (単位は J ), 上昇温度を Δ T (単位は K )として, よく使われる熱容量と比熱を列挙しておく. 熱容量 ( C [ J / K] ) : 物体の温度を 1 K 上昇させるために必要な熱量. (3) Δ Q = C ⋅ Δ T. 相違点は 熱容量は物質全体 を、 比熱は物質1g を加熱するのに必要なエネルギーということです。 比熱が均一な物質は比熱x質量で熱容量を算出することが可能ですよ。 1 2 3. R175. 理科教員を目指す20代。 高校の理科と農業科の教員免許持ちです。 エンジニアの経験から、理科の内容と身近な現象に結び付けるのが得意。 また、学生時代に食い入るように読書して得た知識から、日本史や現代社会の一部の分野は詳しい。 |fva| uvw| dyo| zja| cdx| xyq| epx| pkr| xod| smr| lnw| czr| lqz| ovz| cmy| npx| aqp| ekw| fie| waa| wum| mla| sfo| zax| nmv| ddr| utn| hud| krd| rzo| isq| pir| hlz| lgk| ujk| iqn| pcw| rxd| grr| nka| suv| cwz| juk| fuo| hne| icc| qpy| zhr| rek| qyz|