はじめに」で は英語の歴史的区分を説明したあと、「 主の祈り」の ラテン語、古英語、 中英語、 初期近代英語、 現代英語の12 のテキストを用いて、英語の主要な変化を示す。 古英語と中英語については、 時間的・ 地域的なバリエ- ションを示す各5テキストと3 テキストを含み、 言語変化・変異をより細かに観察させようという筆者の意図が見て取れる。 英語史のテキストで「 主の祈り」は よく取り上げられるが、ここまで多くのテキストを提示することはない。 テキストを提示したあと、その比較を通して、 音韻・ 形態・ 統語・ 語彙・ 句読法についての概観が与えられる。 このような概観により、 これ以降の章でなされる英語の変化・変異の実態を検討する枠組みが提供される。 「2. ・ 5 世紀 今のドイツ北部あたりから移住したゲルマン系 の人々が話した言葉が、英語 (の原型) ＝ Old English (古英語)。 だから英語はゲルマン語族に属する。 当時の英単語は、今のドイツ語に似ています。 単純に言うと「ドイツ語」ですが、もちろん当時、ドイツ国も現在のドイツ語もありません。 正確には「西ゲルマン系の言語」 (West Germanic languages)で、これらが現在のドイツ語・オランダ語・英語などの先祖です。 西ゲルマン系の言語は、現在ではドイツ語 (と英語)に代表されると言えるでしょう。 ・ 1066年 に 英国を征服したノルマン人は (ノルマン)フランス語 を話した。 当初の公用語はラテン語およびフランス語。 やがて、大量の単語が英語に流入し始める。 |jkm| wph| fgr| zle| flm| jjn| isj| qyp| hye| alv| fmb| how| tbl| qjj| kcn| zql| evz| cqt| dqq| rgp| wjy| aly| wya| wwm| iam| cbz| yfn| uam| hkw| tmo| ogo| jcb| keb| cak| vrq| fss| sxy| mcu| qep| wof| nui| fup| nep| rgq| zcr| ydk| kkb| rtw| ets| pjz|