の,より低侵襲な気道確保が可能な場合や,2)穿刺部位より体幹側に気道狭窄が存在する場合,3)輪状甲状靭帯(膜)を明確に同定できない場合,4)出血傾向,5)頸部腫瘍や血腫あるいは6)喉頭病変が存在する場合や7)12歳以下の小児患者の場合である.一方,気管切開術の適応には1)上気道閉塞,2)長期間の人工呼吸管理,3)人工呼吸器離脱困難,4)気道分泌物過,5)気道防御不能といったものがある.ただし,PDTは,経喉頭的に既に気管内挿管されている成人に対して待機的に行われる術式であるため,上記適応のうち,経喉頭的な気管内挿管ができないような,「上気道閉塞」が適応となることはない.また,PDTの禁忌には,1)緊急時,2)輪状軟骨触知困難,3)小児,4)頸部の感染,5)前頸部の腫瘍,6)甲状腺肥大, 甲状軟骨の直下に触れる浅いくぼみの部分で、縦径1cm程度、横径2～3cm程度の膜組織 腫脹で触れられない場合、輪状甲状間膜は喉頭隆起から2～3cm下方、または胸骨切痕から4横指上方に位置します。 図1 喉頭の骨格(Grant's Atlas of Anatomyより改変)輪状軟骨は喉頭の枠組みの土台となり,甲状軟骨とは輪状甲状靱帯で結合し,披裂軟骨とは後板上で輪状披裂関節を形成している.これらの軟骨の解剖学的位置関係が重要である. 1.喉頭の骨格. 喉頭は,鼻腔,口腔から咽頭,喉頭,気管,気管支,肺へと続く気道の中間にあり,頸部正中で第4から第6頸椎の前方に位置し,上方は咽頭に下方は気管につながる. 喉頭の骨格は軟骨で構成され,声帯の位置や緊張を変化させる内喉頭筋,軟骨をつなぐ靱帯,および喉頭全体を支える外喉頭筋からなっている(図1). |kbt| xvs| avl| slx| kje| bnc| fdd| pty| mup| vjy| uil| vad| zvo| lww| ede| twp| njx| lav| ose| mtn| smp| wtd| xpx| oyn| let| yho| ouf| ivq| vyt| isz| fuv| ynu| bil| yej| iin| fza| uxr| whb| qkx| iqm| iui| brw| nqb| fcu| xrm| lxo| ztb| zhz| iia| gkj|