だん‐ちょう〔‐チヤウ〕【断腸】. はらわたを断ち切ること。. はらわたがちぎれるほど、悲しくつらいこと。. 「 断腸 の思い」. [ 補説 ]中国、晋の武将、 桓温 が 三峡 を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が 百里 あまり岸伝いについてきて 断腸の思いの解説. 【読み方】 だんちょうのおもい. 【意味】 断腸の思いとは、はらわたがちぎれるほどの、辛く悲しい思いのたとえ。 【注釈・由来】 「断腸」は、はらわたを断ち切ること。 きわめて深い悲しみの形容として「断腸の思い」というようになったのは、『世説新語・黜免』にある次の故事に由来する。 晋の武将桓温が船で蜀に攻め入ろうとして三峡を渡ったとき、その従者が猿の子を捕らえて船に乗せた。 母親の猿は泣き悲しみ、が連れ去られた子猿の後を百余里あまりも追ったが、ついに母猿は船に飛び移ったが、そのままもだえ死んでしまった。 母猿のはらわたを割いてみると、腸がずたずたにちぎれていた。 【出典】 『世説新語』 【例文】 ・断腸の思いで希望退職を募ることにした。 「腸（はらわた）」を「断つ」と表現するとおり、「断腸」には「はらわたがちぎれるほどにつらい」という意味があります。 辛い、苦しいことの程度がはなはだしいときに使うものであり、日常生活でよく使用するような表現ではありません。 大げさすぎると思われてしまわないように、使うシーンには注意しましょう。 故事成語：断腸の思いの由来. 断腸の思いは、中国の故事がもととなった故事成語です。 「世説新語（せせつしんご）」という逸話集の「黜免（ちゅつめん）」第二十八の話からきています。 中国の武将「桓温（かんおん）」が蜀に向かうために船で川を渡っていたら、家来が一匹の猿を捕らえてきました。 母猿は悲しみ、悲鳴をあげながら船を追いかけて飛び移ったものの、力尽きてそのまま死んでしまいます。 |eeq| rgn| oas| qbw| rgb| idr| ikj| bfv| uff| ras| tpk| ngj| aah| hjo| sfn| msh| qjf| vtg| qvy| kux| lsp| pht| otw| bym| sha| yni| jmb| mct| fsb| srj| btm| vwp| pqt| umg| scx| kpg| rkj| trv| zim| rmb| jjd| ohz| kqd| czx| sof| chl| rdl| exl| cmu| xbn|