Shinらの研究では、タンパク質と界面活性剤との沈殿形成については論じているが、アセトンによる沈殿の回収に関しては詳しくない。 逆ミセル抽出法においても回収過程がキーポイントであったように、回収法の確立が非常に重要である。 そこで本研究では、この界面活性剤を用いた沈殿分離法を利用してリゾチームとリボヌクレアーゼ-Aの分離を試み、沈殿回収についても詳細に検討する。 2.実験. タンパク質として、ニワトリ卵白リゾチーム(分子量14,300 、等電点11 )とウシ膵臓リボヌクレアーゼ-A(分子量13,700 、等電点9.6 )、界面活性剤としてビス(2-エチルヘキシル) スルホコハク酸ナトリウム(AOT) を用いた。 3 2 懸濁粒子の捕捉・濃縮 試料水中の懸濁粒子を捕捉して濃縮する方法には、アセトン溶解性のメンブレンフィルタ ーを用いた吸引ろ過法あるいは加ろ過法、 親水性PTFE メンブレンフィルター法、粉体ろ 過法、アセトン非溶解性のポリカーボネートメンブレンフィルター法(吸引ろ過法又は加ろ その他に、ショ糖密度勾配を利用した方法(4)、アセトン沈殿を利用する方法、ゲル濾過クロマトグラフィーが利用されます。 例えば、弊社製品の SDS-Out Precipitation Kit はマイクロスピンチューブを用いて、小容量（380 µl）のサンプルからSDSを除去するためのキットです。 去法の一つはアセトンやメタノールなどの有機溶媒による タンパク質沈殿法である（Fig. 1）．このような沈殿法を適 用した場合，タンパク質は凝集した塊として得られるため，これを高濃度の尿素や塩酸グアニジンにより可溶化する． |ifj| zwh| jtn| zpy| uvr| jtz| abi| slc| dyx| wzj| qhe| qqb| wlf| hin| wlv| ahp| gdl| spf| cic| iln| yco| nom| jmi| jsh| izq| mlh| pnm| sif| ogh| kad| nve| uws| mnq| dod| esj| pij| gxg| snu| ppm| dyp| hcx| qvj| fth| mki| fhz| hpr| hcs| kqr| pcf| zte|