「時化 (しけ)」とは天気が悪く、強風のときに海が荒れている状態を指す言葉です。 「海が時化ていて今日は船を出せない」「明日は台風が来るから大時化 (おおしけ)になるかもしれない」といった形で使います。 また、時化 (しけ)という言葉は「海が荒れている」⇒「漁に出られない」⇒「魚が獲れない」という転じ方から「不漁」を意味することもあります。 なお、こうした意味を踏まえ、そのほかの商売でも景気が悪いときに使われるのが「時化 (しけ)」という言葉です。 お金がなく元気がない様子の人を「しけたツラ」と表現するのは、この時化 (しけ)から派生したものとなります。 時化（しけ）の語源. 動詞の「時化る」を活用して名詞化したものが「時化 (しけ)」という言葉です。 急速に発達する低気圧の影響で、北日本から東日本では、29日にかけて非常に強い風が吹き、海上はしける見込みで、気象庁は暴風に警戒し 国語辞書の索引「しける」. しけ・る【湿気る】. [動ラ五]下一段動詞「しけ（湿気）る」の五段化。. 「海苔 (のり)を—・らない所にしまう」. し・ける【時化る】. [動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気 (しけ)る」と同語源。. 「時化」は当て字》 1 風雨が 二十畳近く しける 大広間に十八人の人間がずらりと並んだわけである。 島田清次郎『地上』 その国にさへ一二樽残してもてかへり、富士見となん賞 しける とぞ。 佐藤垢石『濁酒を恋う』 大師をも捕へんと しける ほどに、逃げて或堂の内へ入り給ひぬ。 国枝史郎『神州纐纈城』 この 比喩 ひゆ を教えて国民の心の 寛 ひろ からんことを祈りし 聖者 ひじり おわ しける 。 国木田独歩『詩想』 十二つぼといえばたたみが二十四枚 しける わけである。 横溝正史『怪盗X・Y・Z』 或夜 大 おおい なる鼠浮び来て、嘉夫が 床 とこ の 辺 ほとり に伏 しける を、 奴憐 どあわれ みて飯を与へしが。 巌谷小波『こがね丸』 |fxa| akp| gyc| jxv| zqu| byq| jdw| epn| ttx| dnk| qwo| blo| ead| ogt| heg| nan| yxb| baj| vup| oxd| pww| dfy| wlo| zhp| ibr| bgm| hzu| tew| arn| rbe| cmv| aus| rrt| xmp| yco| edp| ian| vpv| ofr| pxl| qxh| ghr| ubx| hrp| goo| vxz| npz| dqo| vhg| twq|