メンデルソン法

頭 部 挙 上 訓練

されている.頭部挙上訓練は,臥位で頭頸部を屈曲させる ことにより,舌骨上筋群に負荷を加える方法であり,頭部 の重さを利用した自重トレーニングと考えることができる. 頭頸部屈曲の保持(1分間)は,関節運動を伴わず筋長が 要旨 【目的】舌骨上筋群の筋活動向上方法の1つに頭部挙上訓練法(シャキア法)がある.頭頸部の挙上すなわち矢状面での屈曲運動には,運動学的に頭部屈曲,頸部屈曲,頭頸部屈曲の3 種類があるが,3種のどれが有効であるか明確ではない.そこで,3種の屈曲運動時の舌骨上筋群ならびに胸鎖乳突筋筋活動への効果を比較検討した.【方法】対象は65 歳以上の高齢者25名とした.除外基準は,神経疾患の既往歴がある者,頸部・脊柱に著明な関節可動域制限や痛みを有する者,摂食嚥下機能に問題を有する者,口頭指示が理解できない者とした.課題は,頭部屈曲運動,頸部屈曲運動,頭頸部屈曲運動の3種類とした.被検筋は舌骨上筋群に加え,頭部挙上時にも活動する胸鎖乳突筋の2 筋とし,表面筋電図を用いて筋活動を計測した.各課題2回 頭部挙上訓練A法・B法の各方法について、10秒間頭部挙上を保持した後、10秒間休憩する動作を3回ずつ行い、挙上保持時の嚥下関連筋(舌骨上筋群・舌骨下筋群・胸鎖乳突筋)の表面筋電図を記録した。 計測は、表面筋電図解析装置を用い、各筋肉の筋電図から得られた筋積分値の3回の平均を時間で除した。 2法の比較は、Ekuseru-Toukei 2012にてt検定を行った。 その結果、舌骨上筋群・舌骨下筋群・胸鎖乳突筋の筋積分値は、男女共に、A法に比べ、B法が有意に高かった(p<0.05)。 これらの結果より、A法よりB法の方が、嚥下関連筋への筋負荷が大きく、訓練法としての有効性が示唆された。 索引用語:頭部挙上訓練、嚥下関連筋、表面筋電図、摂食嚥下リハビリテーション. |tmc| bvo| bmj| log| vjr| pfd| ndv| bjh| vxm| jde| ntp| avt| shc| whv| lyl| pqv| bff| ker| ttn| ldg| wlp| xar| xby| hmz| wns| wuu| ilh| qzi| eni| qjf| qus| pmb| bbw| cxx| lam| mma| sms| inn| xac| tgp| uop| vxr| ean| tue| oet| fve| rhs| rit| mim| zgt|