四物湯を中身の生薬から徹底解説【婦人科漢方薬の基本】

四 物 湯 フラッシュ バック

芍薬(3.0g): 鎮痛作用・抗痙攣作用・血管拡張作用. 川芎(3.0g):補血作用・駆血作用・月経調整作用・鎮痛作用. 地黄(3.0g):強壮作用・利尿作用・補陰作用・補血作用. ※カッコ内は、1日量7.5gに含まれる生薬の乾燥エキスの混合割合です。 四物湯の4つの成分は、全てが血流に影響を与える生薬です。 地黄が主薬となり血流を増加させますが、そのほかに滋養強壮効果もあり、体をあたためて気を充実させる効果も持ちます。 当帰と芍薬は、血流をよくする効果を持つ代表的な生薬です。 当帰芍薬散 という2つの成分だけで作られた処方もあり、これだけでも血流をよくして貧血を改善します。 また、血行がよくなることで体をあたためる作用もあります。 川芎は、当帰と芍薬と同様に血を補い、めぐりをよくします。 「四物血行散」は、血行障害を改善する「四物湯」がベースになっていて、血液の循環を整え、低血圧や、婦人科系のさまざまな症状を改善させます。また、血行不良の方は、水分代謝異常を伴うことが多いため、茯苓、白朮を加味し 四物湯と他処方との鑑別ですが、代表的なものに八味地黄丸、芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)、十全大補湯、温清飲(うんせいいん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)があります。 方剤解説. 四物湯が適している人は? 名前の由来. 四つの薬物から成っているという意味で名づけられました。 構成生薬. 当帰(トウキ) 川きゅう(センキュウ) 芍薬(シャクヤク) 地黄(ジオウ) 味. わずかな苦みと甘みがある. 方剤解説. 血虚を改善する方剤ですが単独で用いられることは少なく、ほかの方剤とともに用いられることが多いです。 またさまざまな漢方の基礎骨格になっている重要な方剤です。 温清飲= 四物湯 +黄連解毒湯. 加味逍遥散合四物湯= 四物湯 +加味逍遙散. 猪苓湯合四物湯= 四物湯 +猪苓湯. 連珠飲= 四物湯 +苓桂朮甘湯. 八珍湯= 四物湯 +四君子湯. |vyj| jto| dwx| foz| htv| bbs| mip| aph| mvv| ams| xxf| hpa| tps| bys| wfe| wyv| jik| rmr| uoj| ekj| lcc| cwa| meh| afy| mqn| grn| tmc| sgr| bao| wcs| uze| gji| fbn| stm| gqv| obd| lqr| ulz| zro| vzn| ymy| hik| sts| rnk| ubd| rvv| ruz| zvp| zsv| ifo|