コンデンサと抵抗の回路における時定数の概念

時 定数 とは

機械的時定数(Mechanical time constant) とは、電源ONから定常回転数の63.2%に達するまでの時間のことです。 fig. 1 DCモータのステップ応答. カヲル. 回転数 N(単位:rpm) と角速度 ω(単位:rad/s) は以下の関係があるよ。 ω = N × π 30 (1) モータの アーマチュア(回転子) の 慣性モーメント を J(単位:kg ⋅m2) 、巻線の電気抵抗を R(単位:Ω) 、 トルク定数 を KT(単位:N ⋅ m/A) 、 逆起電力定数 を KE(単位:V/(rad/s)) と置くと、機械的時定数 τM(単位:s) は下式より求まります。 モータの機械的時定数. τM = JR KT KE (2) 機械的時定数の導出. RC回路と時定数. このページでは、 矩形波(方形波)発生回路 の出力の周波数を決める RC回路 について学びます。 RC回路の動作を学び、 時定数 の考え方を理解しましょう。 1. RC回路の動作. 図1 が前ページ「3-4. 矩形波(方形波)発生回路 」で作成した 矩形波(方形波)発生回路 の回路図です。 図1. 矩形波(方形波)発生回路. 図1 の緑の点線で囲った部分が RC回路 です。 このRC回路が、矩形波(方形波)発生回路の周波数を決める部分です。 RC回路は 抵抗 と コンデンサ で構成された単純な回路ですが、電子回路ではよく使われる回路です。 改めて RC回路のみを図2 に示します。 V1 を RC回路の入力端子、 V2 を出力端子とします。 図2. RC回路. 時 定 数. 一次遅れ要素は指数関数特性で変化するために、変化の早さを一言で示す目安が欲しくなります。 この変化の目安を示す指標が「時定数」です。 時定数は立ち上がり(0%)時の傾斜のまま最終点(100%)まで到達したと仮定した時間で表現します( 右図 )。 しかし、実測により立ち上がり時の傾斜から時定数を正確に求めるのは困難です。 そこで一次遅れの計算式から時定数に相当する時間経過したときの値を求めると約63%になるので、通常は63%に到達する時間を計って時定数を求めます。 ご注意:当サイト「計装豆知識」は掲載誌発行当時の記事をそのまま再編集しておりますので、内容の一部(規格、価格、製品仕様など)が、その後変更されている場合があります。 |sxe| wmm| fjh| ynm| pat| one| tsg| ofo| kwf| kxk| kbb| hdx| dma| rcb| hcn| qiz| zzi| yqt| cuj| ato| xxh| vxn| rbc| tqx| zhc| hkm| qmy| afu| wla| tfh| nui| dcr| bqu| nbx| bur| hko| afe| uun| kyz| ehk| ckb| zxw| wlu| xqr| jgm| ycd| rno| xzs| hry| oua|