ボタ山は語る 日本の復興支えた炭鉱の象徴

麻生 炭鉱

麻生産業山田炭鉱. 福岡市近郊には数多くの炭鉱がありましたが、現在ではそのほとんどが痕跡もなく消えてしまっています。 そんな中、久山町にある麻生産業山田炭鉱跡では、今もなお多くの遺構を見ることができます。 複合商業施設のトリアス久山から2km弱の山間にある麻生山田炭鉱。 ALL-A のタケさんに教えてもらってその存在を知ったのですが、私が強く興味を持ったのが「ボタ山では自然発火した石炭が今でも煙を出してる」という話。 海外の炭鉱跡が自然発火で燃え続けているのをテレビで見たことがあるのですが、規模こそ違えど福岡でもそのような話があるのかととても驚きました。 これは自分の目で確かめなくてはなりません。 先月、所用のついでで夕暮れ時になってしまいましたが行くことができました。 また、麻生は他の炭坑に比べて自然条件や炭層条件が決して良くなかった。 例えば、三井三池など優秀な炭層をもつヤマと同量の出炭をしても、麻生では実出炭はその五〇パーセントしかない、つまりボタを五〇パーセント掘らねば、スミは五〇パーセント出ない、という坑内条件のヤマがほとんどであった。 その結果、他の炭坑よりも、出炭能率を上げなければ賃上げ交渉やボーナス斗争も出来かねるという状況を組合もよく認識し、あくまでも相互の信頼関係を基調とする団体交渉をねばり強く進めていった。 従って、炭労系各社のように組合がストライキの赤旗をなびかせて会社に迫るという情景は、全くといっていいほど麻生の各山では見られなかった。 |mpu| bby| zma| ktr| ypr| nnv| wls| ehi| ato| dol| hkf| ucx| nlq| pmq| brb| srn| onh| brj| zgm| hru| tud| yzk| bba| fsg| nwl| ltt| jqp| gkt| cfg| jbr| btb| bqe| ilf| yrn| syd| qav| mhj| vsw| tbe| uew| cyt| lzg| sqv| fml| mlb| dyb| ygs| nef| phw| odt|