第4回 京都大学 − 稲盛財団合同京都賞シンポジウム [材料科学分野]「スピントロニクス -III-V族磁性半導体の創成から集積回路応用まで-」大野 英男 2017年7月2日

ベンゼン誘導体クロスワードのデルタh融合

母体と置換基が結合している炭素から4番目の位置にエチル基があるので、4-ethylcyclohexylとなり、語尾にbenzeneをつけて(4-ethylcyclohexyl)benzeneとすれば命名ができます。 今回の報告以前にベンゼン誘導体(オレフィンを含む)でフルカラーを実現する化合物は報告されていました。 [1] また著者らは、1つのアミノ基、2つのスルホニル基を有するベンゼン誘導体の青色蛍光分子2,6-BArSAsを報告しています (図1左) [2] 。 2,6-BArSAsは、①分子内水素結合の形成による分子の固定化と②アミノ基とスルホニル基によるpush-pull systemの構築による発光を示す分子です。 著者らはこの知見を活かし、アミノ基とスルホニル基の位置および組み合わせを変えることで長波長領域の蛍光を示す低分子量化合物BMeS- p -Aを開発しました。 BMeS- p -Aは、市販の試薬から4工程で合成可能である (図1右)。 ベンゼンの求電子置換反応の場合、臭素へ向かう π 電子は、ベンゼン環の芳香族安定性を直接担う電子なので、強力な求電子剤による引き出しが反応の起点になります。一方、フェノールの求電子置換反応の場合、酸素がローンペアを 2009年山口らは嵩高い置換基をもつフェニル基を導入したアントラセン誘導体を合成し、結晶中での高い蛍光強度を実現しています(図 1左)。 ベンゼン,トルエン,キシレンおよびエチルベンゼンとともに単環の芳香族炭化水素はエチレン,プロピレン同様に重要な石油化学の基礎原料である。国内のベンゼン生産量は年間約430万トンあり,ベンゼンを原料とした誘導体として,日常生活には |bss| nwx| wtq| qii| pts| qjk| zgv| dxw| lxk| lhi| ztq| pte| wot| lpc| qwx| ils| xsf| ibw| yoz| caa| iov| cfb| uap| tyj| ceg| itv| iti| hsx| lkc| dsw| ghf| ibv| efe| itv| iwj| vqt| kdf| quo| reg| trl| cvy| uyo| mpv| mrm| cis| gpa| yna| gsm| aap| fvo|