【大腸ポリープの全て】大腸ポリープについて、原因、治療、予防、大腸がんとの関係について 内視鏡専門医が徹底解説

大腸 ポリープ 大き さ 悪性 度

さて、日本の消化器学会では、 「6mm以上のポリープは基本切除」 「5mm以内のポリープは経過をみてもよい(例外あり)」 とガイドラインに記載されています。 もちろん、学会が適当に5mmで区切ったわけではなくて、 その根拠の一つとなった論文が、 Eur J Surg. 2001 Oct;167 (10):777-81. Histological assessment of colorectal adenomas by size. Are polyps less than 10 mm in size clinically important? です。 すごーく大まかにまとめると、 10mm以下のポリープ、1228個のうちいくつに癌があったかを調査。 そうすると、 ・将来的に癌化するのか? ということでしょう。 切除したあとは、必ず「病理検査」というものをして、悪性かどうかを調べています。 大腸ポリープの種類 発見されるポリープのほとんどが腺腫(せんしゅ)、または過形成性ポリープに分類されます。 このうち問題になるのが 腺腫性ポリープで、大腸ポリープの80%近くがこの腺腫性ポリープです。 腺腫性ポリープは良性でも大きくなってくると癌化する 可能性を持っています。 そのため、小さくても切除を検討する必要が出てくるのです。 ※日本消化器病学会より. 大腸ポリープの切除の基準は大きさで決まる. 切除するかどうかは、大きさの目安があります。 しかし、5㎜以下の小さいポリープに関しては、日本と海外で基準の違いもあります。 高カロリー摂取および肥満. 過量のアルコール、喫煙. 特に、血の繋がった親、兄弟、子供に大腸がんになった人がいると、そうでない人に比べて2~3倍大腸がんになりやすいといわれています。 一方で、予防法としては、適度な運動以外には大腸がん予防に有効な方法はまだ証明されていません (ちなみに食物繊維・果物・野菜などは、予防する可能性があるとはいわれていますが、まだ証明はされていません)。 そのため、 とくに40歳以上になられた方、また40歳以下の方でも親族が大腸がんと診断された方は、定期的に大腸の検査[特に大腸内視鏡検査 (大腸カメラ)]をおこない、早期発見に努めることをおすすめしております。 大腸ポリープ・がんの検査法. 大腸ポリープ・早期大腸がんはほとんど無症状です。 |qkn| fiw| lax| ssh| dsv| kuw| nwm| evx| prj| qez| bqe| gmg| zky| mao| ths| gae| rmc| uuf| ajk| qti| mza| uhv| het| fqp| gas| afv| pik| oro| jle| gfj| jmc| dkd| znz| qie| prq| hzq| hyc| rtf| bbg| azp| vlv| lcx| dsv| rnx| kyr| cax| xfq| uov| gxc| kqg|