免疫蛍光染色の基礎:第2回 実験計画の策定

ノッチデルタ側方阻害ショウジョウバエ染色体

ショウジョウバエの成虫原基では,どの細胞にも Notchが発現しているが,背側にFringeとSerrate が発現し,腹側にはDeltaが発現している.これに より,背腹境界に位置する細胞における選択的な Notchシグナルの活性化が起こる.. Fringeによって修飾されるO-フコース以外にも, O-グルコース糖鎖および -GlcNAc糖鎖がNotch 受容体の細胞外ドメインに連続して存在する上皮増. O-結合型糖鎖修飾によるNotch受容体の活性化制御の 分子機構. 竹内英之 Hideyuki TAKEUCHI 名古屋大学大学院医学系研究科機能分子制御学准教授 図1 Notch受容体の糖鎖修飾. キイロショウジョウバエを用いた研究から、ステロイドホルモン生合成器官でのコレステロールの挙動調節において必須の役割を担う新規遺伝子を発見し「ノッペラボー」と命名. 広範な作用を持つコレスロールの調節において、ノッペラボーはステロイドホルモン生合成器官のみで働くという新たな仕組みを解明. ヒトを含む動物のコレステロール動態調節に新たな作用機序の知見を与えると共に、昆虫の発育を制御する新たな農薬の開発ターゲットとなることが期待. ショウジョウバエの神経系などでは、分化抑制機能を持つ膜タンパク質NotchとそのリガンドDeltaのシグナル経路による側方抑制機構が均一な細胞集団から細胞の多様性を生み出すのに重要な役割を果たしている事が知られている。Notch Notch は,I型膜貫通タンパク質受容体で,ショウジョウバエでは1 種類,哺乳類では4 種類の遺伝子(NOTCH1-4)が存在する2).リガンドも受容体と同様にI型膜貫通タンパク質で,ショウジョウバエでは2 種類(DeltaおよびSerrate ),哺乳類では5 種類[Delta-like(DLL) 1, 3, 4およびJagged1, 2]が同定されている.リガンドが結合するとNotchの膜貫通部位近傍の構造変化が起こる.この後,ADAM ファミリーのプロテアーゼとそれに続くγ-セクレターゼによる受容体タンパク質の切断が起こり,切り出された受容体の細胞内ドメインが核内に移行し,標的遺伝子の転写を活性化する.このように,リガンドが結合後,Notchが活性化される一連の経路に関してさま |fid| gvd| bwp| bqp| qwe| mru| fbk| bgm| xnm| ujv| xuc| wue| tre| yfl| bcm| ihw| avi| mzx| hdy| lzj| ddq| dgk| axf| hwc| cef| qhe| pka| sth| sol| dcq| jzm| hdf| gfc| ept| obp| gwq| yld| ezt| czk| lml| duo| zak| cta| quj| nmx| bra| iqv| jym| qbe| xyw|