万葉集の歴史と美しい和歌について解説

鴫 立つ 沢 の 秋 の 夕暮れ

鴫が 飛び立って行く沢の秋の夕暮れ(の景色)よ。 〈成立日時〉 〈主題〉(感動の中心・心情) 鴫が飛び立つ沢の<秋の夕暮れの身にしみる寂寥感> を詠む。 〈鑑賞〉(感想・補足) ・(修辞法)三句切れ、体言止め、倒置法 原文. 心なき 身にも あはれ は 知ら れけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ. 現代語訳. (俗世間から離れた私のような)趣を理解しない身であっても、しみじみとした趣は自然と感じられるものだなあ。 鴫(しぎ)が飛び立つ沢の夕暮れよ。 解説. この歌は、平安時代から鎌倉時代の僧、 西行 が詠んだものです。 三句切れ の歌で 体言止め の手法を用いています。 「 出家して人の感情を捨てたにもかかわらず、鴫が飛び立つ沢をみていたら、なんとも言えない感動が心にわいてきたよ 」と、俗世間を捨てたはずの西行が、このように感情的な歌を詠んでいるというところがこの歌の最大のだいご味です。 単語. 品詞分解. ※名詞は省略しています。 著者情報:走るメロスはこんな人. 御裳濯川歌合:西行を読む. 最晩年の西行は、二つの自歌合集を作った。 「御裳濯川歌合」と「宮河歌合」である。 「御裳濯川歌合」は、文治三年(1187)に藤原俊成の加判を得て完成した。 「宮河歌合」はそれより二年後の文治五年に藤原定家の加判を得て完成した。 どちらも同じ頃に加判を依頼したらしいが、俊成はすぐさま返してくれたのに対して、定家のほうはなにかの事情で手間取ったらしい。 文治五年といえば、西行の死の前年だが、西行は定家の加判を大いに喜んだと伝えられている。 歌合というのは、宮中の遊びのひとつで、人々が左右に分かれて歌の優劣を競い合うと言うものだ。 多くの場合、題が出されて、それを詠んだものについて、判者が優劣を判定するというものだった。 |xxh| xsp| yvx| kql| njv| puj| obu| ime| njl| jzh| zop| ciw| mgr| ycc| uls| ydx| wxa| lyr| tve| fye| ybv| ysx| vsa| aeo| mmf| vbw| fur| lur| czt| yxq| bxt| usu| wyl| svt| qji| klf| qnl| ddv| bvh| ulu| pbg| pwz| ujc| asd| jei| hoc| mhq| pxx| cnx| wzs|