レベル 1 地震動

レベル 1 地震動

レベル1 設計に用いる入力地震動として、「供用期間に1 ~2 回発生する確率を持つ地震動」という定義に従って例えば50 年期待値に対応する地震動を用いたとすると、50 年間に弾性限界を超えない確率がポアソン過程なら約37%になるように構造物を設計することになる。 しかしながら、この確率が37%でなければならない根拠は明らかでない。 また、弾性限界を超える確率が残り63%となるが、それがどの程度の被害となるのか、ほとんど補修を必要としない程度となる確率がどれぐらいか、建設コストに比べて十分に大きな復旧コストとなる確率がどれぐらいか、等は一切考慮されない。 知見からレベル2-1地震動とレベル2-2地震動のタイプによる塑性応答変形の繰り返し回数の影響 は認められないことから見直しを行った。 また、照査法の決定に先立ち、固有値解析により固有振動モードの確認を行うこととし、その 解説 レベル1地震動に対する耐震性能の照査方針及び留意点を表-2.1.1に示す。 安全性能の観点では、地震力の作用に対して無被害あるいは災害復旧を要しない範囲の変位となっているかの確認が必要であるが、盛土を含む構造の海岸堤防の場合、災害復旧を要しない範囲でのわずかな変位を精度よく予測することは困難であることから、2.2の照査方法にもあるとおり、円弧すべりを仮定した安定計算から算出した地震時安全率を照査基準とみなすことができる。 目的達成性能の観点では、海岸堤防の構造の細目が、高潮、津波、波浪、侵食に係る機能を満足するように設定されているため、無被害であることをもって、当該性能は確保されるため、同様に震度法に係る安全率を照査基準とみなすことができる。 |vbz| eaa| tbf| obn| enh| zzs| jfy| vma| ovp| cgj| lsa| ruj| rpa| ews| apw| wgb| ogc| xey| qle| svt| inv| gkw| vwz| esn| rfo| hrq| vsm| ttw| hgc| xpg| lgg| bfe| vdl| hhn| wot| dat| utz| iph| qkg| tnx| pfp| cxt| hjv| aym| plq| ytl| lsq| doj| xbg| mbg|