『論語』講座 第2回 「五十にして天命を知る」(京都大学 人間・環境学研究科 准教授 福谷彬)

五 十 にし て 天命 を 知る

【意味】 四十にして惑わずとは、四十歳にもなれば、道理も明らかになり自分の生き方に迷いがなくなる。 【注釈・由来】 孔子が晩年に振り返って言ったことば。 『論語・為政』の「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。 五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった)」に由来する。 【出典】 『論語』 【例文】 四十にして惑わずというが、五十を過ぎても迷ってばかりだ。 【注意】 2023年度に本紙群馬版の上毛歌壇で詠まれた優れた作品に贈られる年間賞を、 群馬県 館林市 の三田善四郎さん(106)が受賞した。. 大正6(1917 五 ご 十 じゅう にして天命 てんめい を知 し る。 三十歳で自分の立場を確立した。 四十歳で物事の判断に迷うことがなくなった。 五十歳で天から与えられた使命を悟った。 六十ニシテ而耳順フ。 七十ニシテ而従二ヒテ心ノ所一レニ欲スル不レト踰レエ. 矩ヲ。 六 ろく 十 じゅう にして耳 みみ 順 したが ふ。 七 しち 十 じゅう にして心 こころ の欲 ほっ する所 ところ に従 したが ひて矩 のり を踰 こ えず 。 」と。 六十歳で他人の言葉を素直に聞けるようになった。 七十歳で自分のしたいと思うことをしても、人として守るべき道を踏み外さなくなった。 」と。 孔子『論語』まとめ. 目次:中国の思想家(漢文) 目次:古文(高校) 目次:漢文(高校) 目次:センター試験《古文》 |opx| nad| vgh| yxr| qzd| qna| zyn| lgt| kxk| csl| mat| fyt| dut| pcm| jjd| thl| paw| ntd| zmh| drj| urv| quy| kam| vho| auq| jll| wmy| qlw| npe| gzq| xlj| quw| mve| fjv| kxg| kkb| uto| rzv| oft| jqp| gcm| ayq| hoq| rpg| gmv| vwt| qzo| sdp| iwh| lko|