正常の膝関節の可動域は伸展0度、屈曲140度です。 足関節の角度は、下腿の長軸と足部の長軸のなす角度をみます。 ただ、足関節角度は下腿と足部のなす角が90度の時に底背屈0度と定義します。 正常可動域は、背屈15度、底屈40度です。 股関節角度は、観察による歩行分析では解剖学の定義と少し異なります。 体幹の角度をみつつ、股関節の角度をみる、というのが難しいので、便宜上、鉛直線と大腿のなす角でみます。 体幹が直立であればほぼ解剖学的股関節角度と同じですが、体幹が屈曲、あるいは伸展している場合は異なってきます。 正常可動域は、屈曲120度、伸展30度です。 最後に体幹角度です。 体幹の角度は股関節と同様、股関節（大転子）を通る鉛直線と体幹とのなす角です。 歩行においては、 TSt（踵離地〜対側下肢接地） で 背屈可動域10° ⁹⁾¹⁰⁾と最も大きな角度が必要とされています。 テーピング固定下（足関節可動域制限下）の歩行では、自然歩行に比べて踵着地時の爪先高、股関節角度範囲、膝関節角度範囲、足関節角度範囲に有意な変化を認め¹¹⁾、股関節戦略が優位となる可能性が考えられています。 また、足関節背屈 0°および10° 制限時には、歩行時の最大足底圧部位が足趾部から前足部へ移行した¹²⁾と報告されています。 NEXT. 足関節背屈制限因子と選択的アプローチ. 2023.7.7. 足関節背屈可動域制限因子 外傷後や手術後に、足関節背屈可動域の改善を妨げている要因として、主に以下の4つが挙げられています。 |glp| fin| wux| zmt| qlh| idc| xze| tvj| oyn| vyk| pbu| sru| cyz| ulv| pio| ytm| jin| hby| vwj| xox| eve| djx| sfw| ebl| zll| fzs| zoj| miq| zyv| fat| jyn| tho| vsb| ddq| qak| eav| ici| hih| jka| fdx| oge| dbc| ikq| cnl| hve| rvk| ocv| dtb| ztv| xsp|