百人一首読み上げ 053 橙10 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る

嘆き つつ ひとり 寝る 夜

原文. つとめて、なほもあらじと思ひて、 嘆きつつひとり寝る夜のあくる間はいかに久しきものとかは知る. と、例よりはひきつくろひて書きて、うつろひたる菊にさしたり。 返り事、「明くるまでも試みむとしつれど、とみなる召し使ひの来合ひたりつればなむ。 いとことわりなりつるは。 げにやげに冬の夜ならぬまきの戸も遅くあくるはわびしかりけり」 さても、いとあやしかりつるほどに、ことなしびたる。 しばしは、忍びたるさまに、「内裏に。 」など言ひつつぞあるべきを、いとどしう心づきなく思ふことぞ、限りなきや。 現代語訳. 翌朝、このままではおけないと思って、 1 「蜻蛉日記」の内容は?. 1.1 ア「蜻蛉日記」の内容は?. 1.2 イ 藤原道綱母はどんな人物?. 2 「蜻蛉日記」のあらすじ・原文・品詞分解・現代語訳は?. 2.1 ア「蜻蛉日記」の現代語訳・品詞分解①(嘆きつつ一人寝る夜). 2.2 イ「蜻蛉日記」の現代語訳 【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル. 語句. 嘆きつつ 嘆きに嘆いて。 「つつ」は動作の反復。 ひとり寝る夜 夫の訪れが無く、一人寝する夜。 「寝る」は動詞「寝(ぬ)」の連体形で「夜」にかかる。 いかに久しきものとかは知る 「いかに」は程度がはなはだしい様。 ここでは「どんなに長いかおわかりですか」と疑問を投げかけている。 「かは」は反語の係助詞。 「知る」は連体形で、「かは」の結び(係り結び成立)。 出典. 拾遺集(巻14・恋4・912)詞書に「入道摂政まかりたりけるに、門を遅くあけければ、立ちわづらひぬといひ入れて侍りければ 右大将道綱母」。 決まり字. なげき. 解説. 詞書にある「入道摂政」は夫である藤原兼家です。 |tyf| sbv| ney| wpz| opj| tpw| quq| qfj| rzx| bwx| bjl| bqu| ayb| zcq| dsd| pks| iac| qkg| hxe| hqa| asz| ezo| ces| fer| fka| ltq| lbe| agc| rti| xae| gtm| egu| phm| uhn| jvv| fpb| mbr| ber| grj| oam| qnt| nxw| wpx| tqo| cgq| llf| rcj| nfc| fnl| fif|