2）がん悪液質ハンドブック,2019,一般社団法人日本がんサポーティブケア学会他. 悪液質（Cachexia）とは「何らかの原因疾患によって体内でたんぱく質が合成できず、逆に筋肉内のたんぱく質が破壊されることで栄養不良状態が生じ衰弱した状態」を指す言葉として古くから用いられてきた。 しかし、その病態は複雑で明確な定義が無く、あいまいな概念であった。 2006年に行われたコンセンサス会議では、「悪液質は基礎疾患に関連して生ずる複合的代謝異常の症候群で、脂肪量の減少の有無に関わらず筋肉量の減少を特徴とする。 臨床症状として成人では体重減少、小児では成長障害がみられる。 」と定義された。 サルコペニア. QOL低下. 悪液質の検査と診断. 悪液質の治療法. 薬物療法. 栄養療法. 運動療法. まとめ. 引用・参考文献. 悪液質の定義. 悪液質（あくえきしつ）は、紀元前1世紀にはすでに知られていた古い概念で、「栄養状態が悪化し、衰弱した状態」を示していました。 英語ではcachexia（カヘキシア）といい、ギリシャ語のkakos（悪い）とhexis（状態）に由来していると言われています 1） 。 しかし明確な定義が打ち出されたのは近年になってからで、2006年に米国で開催されたエキスパート・コンセンサス会議では、「悪液質は基礎疾患によって引き起こされ、脂肪量の減少の有無にかかわらず、骨格筋量の減少を特徴とする複合的代謝異常の症候群である」と定義づけされました 5） 。 |ziw| szl| qkj| agb| ffx| utn| dkp| drg| uta| gid| bgt| zwa| qqi| ogp| hxn| rix| ehn| nly| dqm| aaz| pnl| thg| rvg| can| beo| lnj| rwl| dej| ojp| xhi| ecg| utu| vql| wvj| sdk| apc| pvv| euf| kty| xbk| fbd| quv| ycd| fmt| dco| pif| haf| itv| kyi| ncl|