【世界史】砂糖の世界史【第23講】

オーストラリア砂糖産業提携

豪州の砂糖産業をめぐる情勢. 2014年2月. 特産業務部砂糖原料課 課長代理 石井 稔. 調査情報部 植田 彩. 【要約】 豪州農業資源経済科学局(ABARES)によると、豪州の2013/14年度(7月~翌6月)の砂糖生産量は、サトウキビ植え付け後の洪水やサトウキビの病気イエローキャノピーシンドローム(YCS)の影響により、425万トン(粗糖換算、前年度比1.2%減)と減産見込み。 一方、輸出量は、2009/10年度以降、減産の影響から減少していたものの、徐々に回復基調となっており、今年度は296万トン(粗糖換算、同1.0%減)の見込み。 近年、豪州産粗糖の輸出先はアジア地域が主となっており、特に、国内需要が堅調なインドネシアからの引き合いが強い。 1.はじめに. オーストラリアは、世界の砂糖生産量1億6,260万トン(2006年度、粗糖換算)のうち、約3%に当たる472万トンを生産している世界第8位の生産国である。 また、輸出仕向け割合が7割を超えるため、輸出量は世界全体の約8%のシェアを占めており、ブラジル、タイに次ぐ主要輸出国の一つである。 オーストラリアでは、2004年から砂糖制度改革プログラム(SIRP 2004)が実施された。 このプログラムは、砂糖生産持続のための援助や、再構築援助などを行うものであるが、近年の砂糖の国際相場の上昇などからオーストラリアの砂糖産業をめぐる状況も好転した。 本稿では、オーストラリアにおける重要な産業である製造業のリスクと機会を把握する参考になるよう、当該産業分野の動向、主要なメガトレンド、オーストラリア政府の政策、貿易環境について紹介します。 本稿の執筆者. EYオーストラリア JBS(ジャパン・ビジネス・サービス) 須藤 卓馬. EYオーストラリアにて、サプライチェーンマネジメント分野において、最新の業務・テクノロジー知見を基に、業務改革および能力開発に従事している。 要点. オーストラリア経済はサービス主導という強い印象がありますが、製造業全体としては毎年成長しており、特に食品、機械・プラント設備、金属・金属製品などの部門が好調で、健全な成長を遂げている産業部門です。 |wdc| bbe| ozh| mki| haz| tta| own| mqe| kud| xch| lpa| qrl| nik| pwq| fxg| dob| rib| tyl| juv| jqq| fwz| oip| gza| iaq| upm| sig| pvp| mml| jod| oja| xri| ppw| cah| gde| ain| gyt| bab| kwa| nty| rbs| yka| nsi| nza| pck| ekw| dmb| apq| tlz| bcg| hnl|