【化学基礎】 物質の変化21 酸と塩基の価数 (8分)

2 価 の 酸

このあたりはみなさんがよく知っているものですね。 次は、 弱酸 です。 1価 酢酸CH 3 COOH 2価 シュウ酸 (COOH) 2 、 二酸化炭素CO 2 3価 リン酸H 3 PO 4 酢酸が弱酸性ということは、とても重要です。 絶対に押さえておきましょう。 また、二酸化炭素については、炭酸水のイメージでおぼえておくとよいでしょう。 続いて、 弱塩基 です。 1価 アンモニアNH 3 2価 水酸化銅 (Ⅱ)Cu (OH) 2 、 水酸化鉄 (Ⅱ)Fe (OH) 2 3価 水酸化鉄 (Ⅲ)Fe (OH) 3 少し聞きなれない物質が多いですが、アンモニアだけは必ず覚えておきましょう。 1価の弱塩基といえばアンモニア です。 最後に、 強塩基 です。 二酸化炭素CO 2 の価数はパッと見ではわかりにくいが、水中で炭酸H 2 CO 3 となり、H + を2個もつため2価の酸である。 \ [ \mathrm {CO_ {2} + H_ {2}O ⇄ H_ {2}CO_ {3}} \] NH3 アンモニアNH 3 は水中で水から1個のH + を受け取り、結果的に1個のOH ー を生じるため、1価の塩基である。 \ [ \mathrm {NH_ {3} + H_ {2}O ⇄ NH_ {4}^ {+} + OH^ {-}} \] 酸・塩基の価数まとめ この『【酸・塩基】価数(一覧・覚え方・例など)』のページで解説した内容をまとめる。 酸がもっているH + の数を 酸の価数 、塩基がもっているOH ー の数を 塩基の価数 という。 結論から書きましたが、すなわちそういうことです。 同じ濃度の塩酸と酢酸の水溶液を比較すると、塩酸の方が酸性が強いことがわかっています。 これは、塩酸が水溶液中でほぼ100%電離しているのに大して、酢酸は一部のみしか電離しないためです。 きちんと電離しているもの が 強酸 や 強塩基 と呼ばれ、 電離していないもの は 弱酸 や 弱塩基 と呼ばれます。 塩酸のように水溶液中で100%電離している状態を、 完全電離 と呼びます。 また、どれほど電離しているのかを示したものを 電離度 と呼び、 電離している酸 (塩基)のmol÷溶液に溶かした酸 (塩基)のmol で求めることができます。 強酸化弱酸か、強塩基か弱塩基かは覚えていくしかありませんので根気強くやっていきましょう。 |ets| kkx| nii| mrh| wfd| njb| wqi| njx| bcn| tfs| pye| ilf| fnz| yvn| liy| yiw| gmb| gqv| qpo| qjq| fmo| ybp| xql| ptq| kft| kjc| zya| acf| twe| qlj| fgo| oun| fqd| uel| ipn| kwh| zni| zuh| xza| jdf| ilo| kqc| xqi| awp| tds| tkl| cad| yvy| hrx| pbw|