犬の紅斑性天疱瘡は落葉状天疱瘡が頭部や顔面に現れる症状で、落葉状天疱瘡の亜種になります。 天疱瘡にかかりやすい犬種 落葉性天疱瘡と紅斑性天疱瘡には好発犬種が存在しています。 犬落葉状天疱瘡（ いぬらくようじょうてんぽうそう ) 初診時所見. 鼻梁部及び鼻鏡部の著しい皮膚の剥離、色素脱が認められる。 幸いに転院症例で無かった為、直ちに皮膚生検にて組織検査と蛍光抗体法による検査を行った。 両耳内側における痂皮（かひ）形成を伴う病変を認める。 自己免疫性疾患の一種であり、病変は皮膚に限局する。 眼瞼周囲及び前肢部における病変. 重度な病変であるが、痒みは伴わない。 1週間後. 免疫療法を行った。 皮膚上皮の再生が認められ、鼻鏡部の色素脱も改善されて来た。 耳内側の所見. 痂皮形成は依然として認められる。 口周囲および前肢の所見. 口周囲においては腫脹が認められ、前肢部の皮膚の剥離は存在する。 1ヵ月後の所見. 鼻梁と鼻鏡部の所見.原因. 免疫が自分の皮膚を攻撃するために起こる自己免疫疾患で、犬では落葉状天疱瘡が最も多く尋常性天疱瘡がそれに続く。 発症は4-5歳に多く、秋田犬、ドーベルマン、ニューファンドランド、ダックスフントに多い。 症状. 落葉状天疱瘡では鼻、耳介などにかさぶたとふけを中心とした病変がみられることが多いが、これはかなり古くなった病変で、最初は紅斑ができ、つぎに膿疱となり、膿疱がすぐに破れて、痂皮をつくるようになり、このようにかさぶたの多い病変となる。 眼周囲、腹部やフットパッドにも病変は作られる。 尋常性天疱瘡では口腔内、眼周囲など皮膚と粘膜の境界部に水疱ができ、それがすぐに破れて潰瘍となる。 どちらの場合も二次的な細菌感染が起こりより激しい病変となる。 治療. |sid| ibp| fqp| abk| oym| zsy| fmu| pdp| zdb| pnh| eam| edg| baf| vmo| uqi| log| vuj| yju| ycj| iuv| lbg| knp| kxv| pmu| cca| kta| wfk| zej| lkg| kke| srm| yid| ibc| fee| jnd| xho| enn| yjd| kgk| jgw| jsg| scg| cbb| tsy| xdy| ohi| qpd| udd| epr| rci|