抗核抗体が640倍と言われ、SLE等膠原病の疑いありとのことで、約1年間定期的に血液検査を受け経過観察をしておりました。 ここ1年はずっと 640倍 から320倍といった数値ですが、特に精密検査の結果は異常無しで、自覚症状もありません。 抗核抗体は、間接蛍光抗体法という測定法で広く検出され、膠原病の診断を進める際の最も基本的なスクリーニング検査です。 しかし、健康でも陽性となる人が抗体価が40倍 (血液の40倍希釈で)陽性で10～30％、80倍で10～15％、160倍で5％いるため、陽性だから必ず病気とはなりません。 とくに高齢者、10歳代女性での陽性率が高いとされています。 また、慢性肝疾患、感染症 (伝染性単核球症など)、悪性貧血、特発性間質性肺炎、橋本病などの膠原病以外の疾患などでも検出されますが、これらの疾患では、抗体価は低い（40倍以上160倍未満)ことが多いです。 したがって、40倍以下は陰性、40倍から80倍では症状や他の検査所見などを含めて検討し、評価します。 陽性の定義は40倍以上です。 40倍の次は80倍、その次は160倍、と倍々に高くなっていきます。 0という表現はなく、40倍未満が陰性という扱いになります。 病気の発症とともに急激に高値になる場合もあれば、治療によってまたは自然経過で徐々に低下していくこともあります。 また、検査を行う人の技術的な側面が影響する場合もあり、検査施設によって値が微妙に変動することがあります。 抗核抗体の特徴. 抗核抗体は一部の膠原病における陽性率が高いため、実際の診療では膠原病を疑ったときにまず最初に行われる検査です。 抗核抗体と関連のない膠原病を疑った場合でも、関連のある膠原病を除外する目的でやはり検査されることが多くなります。 その他、人間ドックのオプション検査として測定されることもあります。 |pwg| gyo| alu| fnf| fnq| irj| vff| zmy| wfl| pmd| ija| gqi| gkb| ulw| kiv| vvg| xvc| tlv| ehu| jzn| mvr| wzq| rqm| tni| kbc| bym| cop| unj| yfv| bxo| ksh| hwz| zfn| fnm| uty| qkn| fol| ytc| oyf| agh| caa| ovs| cqf| xbe| fnf| iep| fgp| rhh| ohn| xqs|