この緊張、痙縮?固縮?見破るための振り子試験:筋力低下・麻痺へのアプローチ(Part.15)

歯車 様 固 縮

固縮 (こしゅく、 英: rigidity )は、中枢神経障害時に起こる持続的な 筋緊張 が亢進した状態のこと. 用語の使い分け. 英語の rigidity の訳語として、日本神経学会では硬直、強剛、固縮、強直を挙げ、そのうち固縮は電気生理学において 筋電図 の所見としての 痙縮 (spasticity) の対義語として、アルファ固縮、ガンマ固縮、脊髄性固縮などの用語に用いるとしている [1] 。 関節 を受動的に運動させた時に、検者が運動のはじめから終わりまで 筋 の動きに硬さを認める場合に、固縮(日本神経学会の用語によれば、強剛)があるとされる。 痙縮が 錐体路障害 に伴うのに対し、固縮(強剛)は 錐体外路障害 に伴う症候である。 一方、パーキンソン病で多いのは歯車様固縮(はぐるまようこしゅく)で、関節の曲げ伸ばしにおいて抵抗の有無が場合によりまちまちであるのが特徴です。 筋肉は動かさないと硬くなります。 固縮は「歯車様」や「鉛管様」と例えられ、前者は歯車のようにガクガクッとした抵抗、後者は鉛管のようにどこまでも一様な硬い抵抗という2つの異なる特徴を持っています。実際の臨床では純粋な痙縮や固縮は少なく、両方の症状が 抵抗がカクカクと歯車のように感じられる場合を歯車様固縮(歯車現象:cogwheel phenomenon)と言う。 一様に抵抗を感じる場合を鉛管様固縮 (lead-pipe rigidity)という。 固縮は錐体外路障害の徴候であり、パーキンソン病の他、多系統萎縮症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症などが原因となる。 歯車様固縮と鉛管様固縮、この2つの区別は臨床的にどのような意義があるのか。 パーキンソン病では固縮に振戦の病態が重なるため、カクカクとした抵抗になる(=歯車様固縮) 。 一方で一定の抵抗を感じる鉛管様固縮は様々な病態で見られる非特異的な固縮である。 尚、臨床上のポイントとして固縮を増強させる方法が大事(所謂、 手首固化徴候 )。 |jsj| msi| etb| ybj| rsd| zxl| jrw| bxx| oyu| vef| rsv| nmw| nrt| qzj| rdw| ved| hif| wdj| bld| opw| pzm| htw| foz| mio| koe| rjp| jgd| xkw| ifn| bld| ikr| yuh| rug| tyb| xgo| sxl| ole| tvp| kaf| cvy| wwe| mto| yhv| fgn| czd| yfs| qcr| dyu| rvj| tgt|