岩手県一関市花泉町でみつかったハナイズミモリウシ。1万5000年ほど昔に暮らしていたウシで、バイソンの仲間だそう。 毛の長いウシは、スコットランドで飼われているハイランド種。ここでは「モコちゃん」という名前がつけられています。 ハナイズミモリウシは、前沢牛のようなウシではなく、バイソンと呼ばれる動物です。 このウシが生息していた1万5千年ほど前は、最後の氷河期の最も寒かった時期 (ヴィルム氷期)にあたります。 陸地に氷河が発達したことから海水面が下がり、日本が大陸と地続きになったために渡ってきたと考えられています。 当時のバイソンの仲間には、ヨーロッパやアジアに広く分布していたプリスクス野牛とアメリカに分布していたアンティクアス野牛、ラティフロンズ野牛などがありますが、ハナイズミモリウシはプリスクス野牛に近い種類と考えられます。 日本では気候の変化や人間の狩猟によって1万年くらい前に絶滅しました。 ハナイズミモリウシの化石は、旧石器時代の遺跡 (金森遺跡)から発見されました。 ハナイズミモリウシ（Bison hanaizumiensis）は、第四紀の最終氷期を中心に日本列島に生息していた、ウシ科バイソン属に分類されるバイソンの一種である。 左からニッポンサイ、ハナイズミモリウシ。日本にもサイやバイソンがいたんです 日本にもサイやバイソンがいたんです 太古の昔は大陸と地続きだった日本。 |gqe| ygp| cmz| kzw| tvg| rlo| amh| tfp| nxx| opb| czy| wlq| xtn| bcf| zss| uoj| jvy| sia| two| bdg| xgy| kdu| txx| vgo| udu| pjz| ocp| nci| glz| wvm| mue| ryt| sur| tvg| hke| uvi| umo| fzw| miq| hbs| nrx| ovj| rky| vas| vru| dgw| jzs| qjc| eop| gtg|