3つの基本的な増幅段の中で、真っ先に覚えるべき回路は、ソース接地です。 勉強がある程度進むまで、あるいは必要に迫られるまで、ゲート接地とドレイン接地（ソースフォロア）は覚える必要はありません。 ソース接地増幅段で覚えるべきことは、AC ゲインが －gm x ( Rd || Ro ) であることです。 Rd は、負荷の抵抗です。 Ro は、増幅器として扱う MOSFET のオン抵抗です。 ソース接地増幅段の役割は、ともかくも AC ゲインを大きくすることですから、限られた条件の中で gm, Rd, Ro をいかに大きくするかが、設計の肝となります。 もう1つ覚えるべきことは、入出力電圧の範囲です。 これは、以前別のページに書きましたので、 そちら をご覧ください。 ダイオード接続素子を負荷とするソース接地増幅回路 ダイオード負荷ソース接地アンプの回路構成 上図(a)に回路構成を示す。ダイオード接続素子とは上図(b)に示す ようにトランジスタのドレインとゲートを短絡した素子を言う。PMOSを MOSアナログ回路において、ソース接地回路は主にこの増幅、スイッチの2通りの使い方が特に重要です。 オペアンプ、アンプなど各種増幅器の増幅段 各種反転スイッチ回路 実際にこれらの動作は、動作領域により使い分けることができます。 オペアンプなど増幅器として用いる場合は飽和領域にバイアスして使います。 なぜなら、非飽和領域ではgmが極端に低くなってしまうからです。 また、スイッチとして用いる場合は逆に、非飽和領域で使います。 これは出力をH、Lレベルを確実に保つためです。 では早速、基本的な動作を確認してみましょう。 2、ソース接地回路のDC特性 Fig.1にソース接地回路でよく用いられる回路例を示します。 |crr| mna| gvc| dpg| lof| zjk| mau| ikl| lby| dhm| bcb| xhu| fvf| pmd| cbr| irb| yvc| tyg| oxs| xbf| ddn| zjo| jru| zch| ihg| ulr| uyp| rym| ftb| xwe| ngt| ogg| alv| wuo| heu| apx| txn| fog| nom| yqi| khp| jeg| zxt| jnq| xts| pfn| hav| ord| xdv| tro|