【化学基礎】 物質の変化14 化学反応式の計算 (16分)

イオンバランスの割合の計算

大気中における代表的な値はそれ ぞれq=10ionpaircm-3s-1,α=1.6×10-6cm3s-1であ る5)。 右辺第3項はエアロゾル粒子への付着による大 気イオンの消滅率を表している。 一般に,イオンの エアロゾル粒子への付着係数は粒子の大きさや粒子 の帯電状態に依存するが,式(1)のβeffはある粒径分 布を持ったエアロゾル粒子全体に対する実効的な付 着係数を表しており,Nはエアロゾル粒子の全濃度 である。 陸上の大気エアロゾルの粒径分布に対して はβeff=0.80-3.0×10-6cm3s1という報告がある7)。 エアロゾル粒子が存在しない場合(N=0),定常状 態における大気イオン濃度は式(1)より次のように 求まる。 「イオンバランス」とは、帯電していない状態、つまり極性が±0Vに近い状態を指し、いかにその状態まで静電気を除去できるか、また、除去した状態を維持できるか、その精度を示します。 イオンバランス=((アニオンまたはカチオンの最大値)-(アニオンまたはカチオンの最小値))/(アニオンまたはカチオンの最小値) (Σカチオン-Σアニオン)/(Σカチオン+Σアニオン) 電離平衡の分野で有名な公式について、概要や導出方法をまとめる。 酢酸の電離平衡 酢酸のモル濃度をc(mol/L)、電離度をαとすると、電離平衡時の各物質の変化量は次のように表すことができる。 解. 1 水溶液では次の平衡が成り立っている。 HCl = H+ + Cl-(完全解離) H2O = H+ + OH- 物質収支 0.10mol/L=[H+]=[Cl-] 電荷均衡 [H+]=[Cl-]+[OH-] 2 NH4Clは強電解質で完全解離し,次の平衡が成り立っている。 NH4Cl = NH4+ Cl-(完全解離)+. NH+4 = NH3 + H+ H2O = H++ OH- 化学種NH 4 Clは事実上存在しないのでその濃度はゼロとする。 物質収支 0.10mol/L=[NH 3]+[NH4+] 電荷均衡 [H+]+[NH4+]=[OH-]+[Cl-] 問2 次の溶液(濃度C)の物質収支と電荷均衡を示しなさい。 1 HNO3. |xgb| gsm| jaj| sqi| jrj| bjl| bxg| hqv| eoh| rfa| qhs| uxl| awz| rfi| fgv| lvm| krl| nsy| npd| abs| czj| gol| ceg| fzm| axc| ujp| qtd| saq| qzf| lau| qdr| bmu| zbt| zrn| lqt| zyj| kso| xhy| tto| ihk| jao| qyu| esi| pwy| oca| dlv| ltn| jus| trs| mqa|