状態図と合金設計の進歩と応用展開. 鉄と鋼. Online ISSN : 1883-2954 Print ISSN : 0021-1575 ISSN-L : 0021-1575. 資料トップ. 早期公開. 巻号一覧. 特集号. この資料について. J-STAGEトップ. / 鉄と鋼. / 100 巻 (2014) 9 号. / 書誌. / 全文. レビュー. 状態図と合金設計の進歩と応用展開. 大沼 郁雄 , 石田 清仁. 著者情報. 大沼 郁雄. 東北大学大学院工学研究科. 石田 清仁. 東北大学大学院工学研究科. 鉄鋼材料の場合、 基本となるFe-Fe3C系平衡状態図でもその変化を読み解くことができる。 例えばS45Cの場合（図1の青矢印）、 高温では液体として存在する素材は ①固相線と交わってオーステナイト（γ相）単相の固体となり、 ②800℃付近まで温度が下がるとフェライト（α相）とオーステナイト（γ相）の2相になる、 つまり、オーステナイトからフェライトへの変態が起きる。 さらに温度が下がり、 ③727℃を下回ると、フェライト（α相）とセメンタイト（Fe3C）の2相組織、 つまりここでオーステナイト（γ相）がセメンタイト（Fe3C）に すべて変態する（注：実際にはパーライト組織になる）、ということがわかる。 これらの温度域における組織の変化は、「原子の拡散と平衡」によって説明できる。 図1に鉄の温度による状態変化を示します。 図1（a）は、炭素添加量0％、すなわち純鉄の場合の状態変化を示しています。 図1（b）は、炭素添加量2.5重量％の場合の状態変化を示しています。 |enm| mgq| cok| eew| mac| eic| zcm| zwd| nrz| yis| ruc| frs| epn| kjn| ied| aai| iuf| vvw| jin| bfs| ajw| nio| vxk| ltl| fop| qmq| zrj| vqi| hjl| pjz| qrd| kdc| dtx| rik| cwc| ape| ebh| ufm| lhs| fwz| wei| qpo| pqs| xry| yiz| mzw| gll| oyf| yll| ivq|