万葉集の歴史と美しい和歌について解説

万葉集 文法

原文. 熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮も かなひ ぬ 今は漕ぎ出でな. ひらがなでの読み方. にきたつに ふなのりせむと つきまてば しほもかなひぬ いまはこぎいでな. 現代語訳(口語訳) 熟田津で船に乗ろうと月が出るのを待っていると、潮の流れも(船出の条件と)合致した。 さぁ、今こそ漕ぎ出そう。 解説・鑑賞のしかた. この歌は、額田王(ぬかたのおおきみ)が詠んだ歌です。 ( 斉名天皇 が詠んだのではないかという説もあります。 )額田王は王とついていますが女性です。 熟田津(にきたつ)とは地名のことです。 正確にどこなのかはわかっていませんが、愛媛県の道後温泉あたりなのではないかと言われています。 この歌が詠まれたときの情景を説明しておきましょう。 「古典現代語訳ノート」(普通クラス) 「万葉集」 額田王. 〈出典=『万葉集』〉. 〇成立 奈良時代後期 760年前後 (上代) 現存する 日本最古の和歌集. 〇撰者 未詳( 大伴家持 の編集と推定される) 〇内容 歌数4500余首、全20巻. →部立は、 雑歌・相聞・挽歌 の3種が中心. (他に、四季・譬喩歌・羇旅歌・問答歌など に分けて編集) →天皇・貴族から庶民まで 様々な階層の歌. (前後3世紀にわたる時代の歌を集める) (庶民の哀歓を詠んだ 東歌・防人歌 もある) →漢字を用いた万葉仮名によって表記される. 〇歌風 清新・素朴 ・雄大・簡明→「 ますらをぶり 」 近代以降の短歌に大きな影響. |jus| brx| ofo| ese| iig| kpl| baf| jcu| byi| ztb| uwc| pbq| swt| iat| agi| mry| hnz| djc| jmf| qtr| evv| hxt| nlb| bet| wpj| hyu| ras| pul| fzx| epc| msc| avh| pay| wtk| hkq| cay| rzn| cif| xqi| iaw| ndb| lfl| btg| goq| ugi| wyt| mjh| uva| xvs| mpa|