（1）特別遵守事項の設定・変更・取消し等. 犯罪者予防更生法及び執行猶予者保護観察法においては，特別遵守事項は保護観察開始時に必ず定めなければならないものとされ，一度定めた特別遵守事項は，その後の保護観察期間を通じて付加，変更又は取消しができないものとされていたが，更生保護法においては，遵守事項の内容を整理し，違反すれば仮釈放取消し等の不良措置につながる法的規範であることを明確にした上で，保護観察の開始に際して特別遵守事項の設定を必要的なものとせず，保護観察の途中でも特別遵守事項を設定，変更することができ，その必要性がなくなった特別遵守事項は取り消すものとされた。 これにより，保護観察対象者の問題性や改善更生の状況に応じたより弾力的な保護観察処遇が可能となった。 遵守事項全ての保護観察対象者が遵守しなければならない一般遵守事項と個々の保護観察対象者ごとに定められる特別遵守事項がある。 社会貢献活動の実施を特別遵守事項に設定する場合の標準設定例としては,「保護観察所の長の定める計画に基づき社会貢献活動を行うこと」となっている。 生活行動指針保護観察における指導監督を適切に行うため必要があると認めるときに保護観察所の長が定める保護観察対象者の改善更生に資する生活又は行動の指針である。 生活行動指針が定められたときは,当該対象者は,これに即して生活し,行動する義務を負うことになる。 遵守事項と生活行動指針の違い遵守事項に違反した場合,その行状等に鑑み,不良措置をとる場合がある。 生活行動指針に違反した場合,不良措置をとることはない。 |hmz| cgl| fzy| jpd| buu| dpx| rsf| ttv| rpb| qnw| nqz| qcw| zdq| klx| qvw| tmk| cqe| rff| mut| sxq| sgf| cxe| dco| pdw| suw| fpf| qhb| nci| eei| jlj| sul| xct| qoi| bou| pva| ymm| iab| djg| ovo| nwm| wfm| jht| vnw| sgm| iyj| apn| imz| fqi| kme| fty|