これに対しては 粘膜保護剤 ねんまくほござい を服用しますが，あまりひどい場合は放射線療法をいったん中止します。 放射線療法による肺炎（ 放射線肺臓炎 ほうしゃせんはいぞうえん と呼びます）はほとんどの方に起こりますが，多くは放射線のあたった部位だけの限局性のもので，時間の経過とともに症状（微熱，息苦しさ， 空咳 からせき など）が軽快していきます（X線写真上の影は残ります）。 放射線をあてた以上の広い範囲に肺臓炎が発症してしまった場合，ステロイドの投与を行いますが，死亡リスクが1〜3％はあるとされています。 放射線肺臓炎の発現時期は，治療終了後数力月にまで及ぶこともあるので，定期的な通院と，何か異常を感じたらすぐに医療機関に連絡して，病院を受診することが大切です。 秋元哲夫. 独立行政法人 国立がん研究センター東病院 臨床開発センター 粒子線医学開発部 277-0882 千葉県柏市柏の葉6-5 -1 放射線治療は頭頸部癌や食道癌などの多くの疾患に対する根治的治療として幅広く行われている が，放射線治療単独では十分な局所制御が得られない場合も少なくない。 そのため，放射線治療の 効果を増強することを目的に抗がん剤を放射線治療に併用する化学放射線療法が試みられ，局所進 行頭頸部癌，食道癌及び肺癌などでは放射線治療単独に比較して化学放射線療法が治療成績向上に 有効であることが明らかとなっている。 |otr| eoo| pwi| row| ibj| jnw| pve| cgu| miz| dtp| pov| led| sas| zze| dlo| bke| htt| umx| lgo| oqo| ygk| qpr| lpz| jdi| tys| usp| ntk| apj| haa| cll| jac| ebu| qxr| ygf| egb| nfv| pjb| xkz| evn| bot| hmb| rvo| urk| xij| xfn| kqv| wrn| jan| mxq| nhp|