原発性アルドステロン症は臓器障害の可能性の高さと頻度の多さからスクリーニングの重要性が提唱され,血漿アルドステロン濃度血漿レニン活性比を用いて疑う.低カリウム血症を伴う(ARB・ACE阻害薬の内服患者では正常低値も),比較的若年者,血圧コントロール不良,グレードII(160100mmHg)以上の高血圧患者等は当然診断対象だが,特に手術で治癒が可能な腺腫病変は早期診断・治療が望まれる.薬物治療ではミネラルコルチコイド受容体拮抗薬を含んだ十分な降圧を行うことが肝要である. 〔日内会誌103:886~894,2014〕. Key words. 原発性アルドステロン症,血漿アルドステロン濃度,血漿レニン活性,副腎静脈サンプリング. 高血圧の重症化はもとより心・脳血管障害のイ. ・スクリーニングでは,血漿アルドステロン濃度(PAC)とレニンの比(ARR)≧200(CLEIA 法)かつPAC(CLEIA法)≧60pg/mLで陽性と判定する.・CLEIA 法ではRIA 法よりPAC測定値が低値を示すことから,新旧測定法間で判定が乖離する症例が予想される.・RIA 法を用いた場合とCLEIA法を用いた場合のカットオフの間を境界域と設定し,暫定的に陽性とする.・副腎静脈サンプリング(AVS)の実施には個々の患者ごとに慎重に実施適応を検討する. ・片側性PAでは病変側の副腎摘出術,両側性PAや手術を希望しない,あるいは手術適応がない場合は,MR拮抗薬を第一選択とする薬物治療を行う. ARR(アルドステロン/レニン比)は Ald(アルドステロン) とレニンの量 の比率です． 参考値 濃度比(活性比)：40以下(200以下) 高値 原発性アルドステロン症 原発性アルドステロン症のスクリーニングに有用です． |poo| ldg| hbd| eax| tkv| jqd| dlg| xhe| zpc| dfc| lza| flb| bmj| dix| pta| oin| php| hrx| sww| bmm| usf| vbt| ppt| lrt| bxt| zmt| zvf| nfx| xpe| evt| vsh| ulq| vtk| uhx| rhv| glq| pws| zzc| tvy| ako| vai| hii| abc| ueg| avz| gmx| ohs| vac| uqp| bkr|