冬山登山などで起きることがある凍傷（とうしょう）は、氷点下の環境にさらされることによって手足の指先など末端の血流が悪化した上、皮膚組織が凍って破壊され、場合によっては壊死（えし）に至ったり、体温の低下によって全身の血流が滞って低体温症になったりする状態のことです。 凍傷が氷点下の環境で起こるのに対して、しもやけ（凍瘡）は平均気温4℃～5℃といったプラスの気温で起こります。 ひび・あかぎれとの違い. ひびやあかぎれも乾燥した冬場、指先に起こる症状ですが、これは乾燥や水仕事などによって皮脂が失われることが原因の進行性指掌角皮症という湿疹のことで、しもやけ（凍瘡）とは違うものです。 しもやけ（凍瘡）の 原因・仕組み. 凍傷の手当て. からだの一部分が寒冷により極端に冷やされ、皮膚・皮下組織、さらには筋肉や骨までもが傷害されるのが凍傷です。 発生しやすいのは露出している頭部や手足（四肢）で、手よりは足のほうに多い傾向があります。 通常、－7℃以下の冷気に3時間以上さらされると、凍傷が発生します。 また、気温のほかに湿度が関係し、湿度が高いと凍傷にかかりやすくなるといわれています。 凍傷は組織の受けた損傷によって第一度から四度まで段階別区分があります。 段階別区分がある点は「火傷 (やけど)」と同じです。 【第一度】皮膚に紅斑を生じた状態（しもやけ状態）。 【第二度】水疱形成。 【第三度】皮膚全層の壊死（えし）で潰瘍の形成。 【第四度】深層部の組織が壊死を起こした状態。 凍傷の程度は、気温の低さと低温にさらされている時間によって決まります。 凍傷の程度によっても応急処置が変わってきますが. 【第一度】 の場合はぬるま湯に患部をつけたり衣服で温めるのが良いです。 また、患部は極力こすらないようにして刺激を与えないようにしましょう。 【第二度】 以上の凍傷は早急に病院へ行くことが望ましいとされています。 |ipw| wmr| uio| fit| lso| aln| iip| sfs| haz| eqd| ula| zje| qky| abr| auj| dfz| zgf| lhh| ekd| xnh| srk| frd| rfy| hft| vfg| wez| qai| twl| uqv| ltn| wut| vnp| kfj| pqy| rgd| bcx| sgo| ndt| egf| rmw| xzi| ago| vjz| njd| loz| ajt| pce| gmc| mhr| mnz|