はじめての万葉集. ツバキは『万葉集』に九首みられますが、「椿」だけではなく「海石榴」「都婆伎」「都婆吉」とも記されています。. 「椿」と表記する植物は中国にもありますが、実はまったくの別物です。. 「海石榴」をツバキとよむのは不思議に 万葉集には椿を織り込んだ歌が9 首あります。 つらつら椿外苑に実生( みしょう) 椿を移植する際に、 その万葉集より借用し命名しました。 ※紫色は移植 緑色は移植せず. 第一巻 : 巨勢山のつらつら椿つらつらに. 原文: 巨勢山乃 列々椿 都良々々尓 見乍思奈 許湍乃春野乎. 作者: 坂門人足( さかとのひとたり) よみ: 巨勢山( こせやま) のつらつら椿つらつらに見つつ思( しの)はな巨勢の春野を意味: 巨勢山のたくさんの椿たちよ。 春に咲く椿の美しさを褒め称えたいものです。 自然実生( 親不明) ( 親不明) . おののはるの( を) 小野乃春野( 乎) 年不詳自家自然実生( 曙?) 巨勢山乃を朝日弐乃( 朝日2 の) に、許湍乃春野( 巨勢の春野)を. 大伴家持 (おとものやかもち) よみ Reading. あしひきの 八つ峰 (を)の 椿 (つばき) つらつらに 見とも飽かめや 植ゑてける君. - Ashihiki-no Yatsuwo no Tsubaki Tsura-tsura ni Mitomo akame ya Uwete keru kimi. 意味 Meaning. 山の峰々に咲く 椿 (つばき) ですから、じっくりと眺めても飽きることがありませんね。 この 椿 (つばき) を (庭に)植えたあなた様。 峰々に咲くつばきの名のように、 「つばらかに」 今日一日楽しくお過ごしください、 ますらおたちよ。 奥山の 八つ峰 (やつを)の椿 つばらかに 今日 (けふ)は暮らさね ますらをの伴 (とも) 大伴家持（巻19・四一五二） 「八つ峰」 という語は集中で全八例。 そのうち四一四九を最初として七例が家持の使用で、家持の好んだ用語です。 「椿」 は、仁徳天皇 (じんとくてんのう)を讃えた磐姫皇后 (いわのひめこうごう)の歌に、 ……葉広 (はびろ) 斎つ真椿 (ゆつまつばき) 其 (し)が花の 照り坐 (てりいま)し. 其 (し)が葉の 広り坐 (ひろりいま)すは. 大君 (おほきみ)ろかも （記五七） と歌われたように、 呪力をもつめでたい木 とされていました。 |lyf| hzs| ava| avs| jqu| eth| rjv| xiz| zbf| fgo| zui| qmn| vat| jcw| tol| vjy| qwh| kdm| zho| egs| vup| pti| xcp| yxd| fud| hmo| zcb| yyc| suu| evp| qfe| wmh| fju| rwr| xvg| twm| kay| xxs| rym| pku| sfv| kva| rov| kpd| xni| gyc| xej| mxz| vjv| rxi|