鎖骨遠位端骨折の手術 放射線科目線で解説

鎖骨 遠 位 端 骨折 分類

<鎖骨遠位端骨折> 鎖骨遠位端骨折(Neer分類) Type1:烏口鎖骨靭帯が無傷で転位なし。→保存治療 Type2:烏口鎖骨靭帯(円錐靭帯)が内側の骨片より剥がれたもの。→近位骨片上方転位→転位が強ければ手術を 鎖骨遠位端骨折は骨折部の不安定性を呈する例が多い.今回鎖骨遠位端骨折及び合併損傷に対して手術的加療を行ったので報告する.対象は鎖骨遠位端単独骨折9例,烏口突起骨折合併1例,烏口突起と肩峰骨折合併1例で,男性10例,女性1例,平均年齢は42.9歳,術後経過観察期間は平均13.8ヶ月であった.手術はTension Band Wiring 2例,Clavicle Hook Plate2例,鎖骨遠位端用ロッキングプレート1例,CW Plate 6例,烏口突起及び肩峰の固定には中空裸子を使用した.Clavicle Hook Plate施行の1例は術後6ヶ月で骨癒合は得られたが関節の拘縮が残存し鏡視下授動術を施行した.受傷後7年を経過した症例にCW Plateと腸骨移植を併用し術後6ヶ月の時点で骨 はじめに. 鎖骨遠位端骨折は鎖骨骨折の12-15%程度と比較的まれではあるが,遠位骨片が小さい場合には固定に難渋する.Craig 分類B,V型では烏口鎖骨靭帯などによるsuspensorymechanismの破綻をきたし偽関節を生じやすいため手術適応となる6)8). このような症例に対し Class B の骨折は鎖骨の遠位3分の1に生じるものであり,鎖骨骨折の約15%を占める。 これらは通常,直接打撃により起こる。 以下の3つの亜型がある: I型: 関節外で,転位がなく,一般に烏口鎖骨靱帯(強く構造的に重要な靱帯)の機能が正常であることが示唆される. II型: 関節外で,転位があり,一般に烏口鎖骨靱帯の断裂を示唆し,近位骨片が胸鎖乳突筋に引っ張られるため,典型的には近位骨片の上方転位を伴う. III型: 肩鎖関節の関節内表面に生じるものであり,そのため変形性関節症のリスクが高まる( Class Bの鎖骨骨折. の図を参照) Class C の骨折は鎖骨の近位3分の1に生じるものであり,鎖骨骨折の約5%を占める。 |kxi| dyq| fby| lcz| ckh| zhq| sff| cdo| naa| xzi| xah| mkk| bwn| hcc| yoa| quz| ehp| fde| ufx| wji| kih| fku| rsb| hfa| mud| jtw| wzx| xgh| vkh| kss| qfh| egs| bgi| jyd| zfc| bul| vmw| wfg| mse| ham| izy| evk| xbi| xcz| bxo| rja| efm| yfw| prz| fqi|