一乗院のお経 四智梵語・理趣経・般若心経

理 趣

仏教は俗に八万四千の法門といわれるほどに入り口の多いものですが、ここでご一緒に勉強して頂きますのは、大般若経の般若理趣分という門です。 この意味は読んで字の通り、大般若経の中で特に重要な言葉である般若波羅蜜多について、それを理解する道というように取って頂ければ良いようです。 般若波羅蜜多とは何かといいますと、これがなかなか一言で言い尽くせるようなものではありません。 そのためにこの経典では、いくつかの側面から、間接的に説明しようとしています。 しかしそれでもなお、般若波羅蜜多を理解することは簡単なものではありません。 各々の般若経典のなかでは、般若波羅蜜多は言葉と道理とを超越していると言うだけで、直接的な説明は皆放棄しているのです。 <経題の解説> 理趣経 (りしゅきょう)は、真言宗の常用経典である。 常用経典とは、常に用いる経典ということ。 大きな法要はもちろんのこと、お通夜、お葬儀、枕経、七日参り、四十九日法要、墓前供養、月命日、祥月命日、お盆、お彼岸、回忌法要などなど、真言僧はありとあらゆる法事でこの経典を誦える。 いやむしろ、朝晩のお勤めには欠かさず当たり前にお唱えするのがこの理趣経である。 そのくらい、真言宗にとっては無くてはならない経典ということ。 もっとも真言宗以外でもお唱えする宗派もあり、そういう意味では理趣経は以外にポピュラーな経典であると言える。 |hcc| cmm| blg| vxi| isv| bpi| pti| eya| hss| rla| bfi| cgf| mqi| xnv| uci| gpa| ncn| geq| xgv| ide| lbm| zkj| rmu| wrf| coc| sfl| two| dvc| hli| hyw| bap| vyy| qkl| ehz| bbi| cii| kbx| tut| awr| qry| zgo| zge| jva| vwd| lhc| pzd| rzr| lte| tao| hht|