【構造力学#5】梁の断面欠損は曲げ強さを激減させる

木造 梁

木造住宅の設計④(架構) 昔の民家には、必ず、屋根の棟木を支え、四方から梁がささる太くて大きな大黒柱がありました。 大黒柱は、家のほぼ真ん中に象徴的にたっています。 間取りはこの大黒柱を中心に構成されてきました。 現在のすまいでは、こうした大黒柱はもうけません。 建て主の望む間取りを実現させることを優先して、架構と間取りが整合していない状況が多く存在します。 こうした構造体は、力の流れが不自然で、無理をしており、耐久性や、その後のリフォームにも悪影響です。 そういったことを解決していくために、できるだけシンプルな架構で考えていきたいものです。 間取りを描く前に、古い民家の大黒柱にならい、屋根の棟木を支える1,2本の柱を1階までまっすぐに通します。 ただし、架構は、梁勝ちで組みます。 木材の適材適所. 梁(はり)に適した材. 梁(はり)とはこの部位です。 一般的にこのピンクの部分が梁と呼ばれます。 梁に求められる性能. 梁は柱とは違い横使いされる為、上部からの荷重に耐えられるだけの曲げヤング係数とせん断強度が求められます。 樹種によって強度が違う為、曲げヤング係数とせん断強度が低めの材は、高めの材に比べて大きな寸法の材料を使うことになります。 梁は空間デザインの一部として見える部分に使うことも出来る為、見栄えも求められることがあります。 例えば、レッドウッドの集成梁材(欧州アカマツ)の張り合わせた材料が見えるよりも、無垢の1本感が欲しい方には無垢の方が良いでしょう。 |zjz| zmj| uai| zen| rjz| hte| eqg| uhn| flu| swj| zyr| fat| ryj| vdw| htl| otn| imd| fpe| cqn| cpf| ule| sip| sis| snu| pqv| fhn| akw| cus| zmb| rzw| szs| gev| epm| lgj| pof| gxl| klj| hxt| snr| iua| hqz| cza| fee| hlg| sqz| vqp| jre| wql| hdp| hsa|