甲状腺がんの診断・治療と今後について 林 隆一

甲状腺がんのガイドラインカナダ

本ガイドラインの目的は,2010 年版と同じく,甲状腺腫瘍に悩む患者の健康アウトカムを高めることである。 このアウトカムには甲状腺腫瘍の自然歴と臨床経過,そして患者視点の健康状態が含まれる。 目的達成のために本ガイドラインが目指したのは2点である。 第一にエビデンスに基づく意思決定を可能にすることである。 診断や治療につきまとう不確実さにどう向き合うかは永遠の課題であり,日々の臨床はそれを乗り越える患者と医療者の共同作業である。 その際,不確実さを数値(エビデンス)で示すことが臨床決断の一助となる。 第二に甲状腺腫瘍に対する診療を標準化することである。 診療方針は個々の状況を勘案して決まるものだが,知識や経験の差による判断のばらつきは抑えておくのが望ましい。 本ガイドラインの適用場面. 甲状腺腫瘍診療ガイドライン2018年版が発行された。 初版から8年ぶりの改訂で,作成委員長はじめ委員の考えがよく反映された内容と考えられた。 乳頭癌では,リスク分類で1cm以下の腫瘍が超低リスクとして加えられ,非手術経過観察が推奨された。 本邦のみのエビデンスを根拠に世界に先駆けてガイドラインに明記されたことは大変意義深い。 未分化癌では,初版後に集積された知見からフローチャート・内容が大幅に改訂された。 1. 相談先・病院を探す 甲状腺がん. 2.参考資料. 日本甲状腺外科学会編.甲状腺癌取扱い規約 第9版.2023年,金原出版. 日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会編.甲状腺腫瘍診療ガイドライン 2018年版,金原出版. 日本頭頸部癌学会編.頭頸部癌診療ガイドライン2022年版,金原出版. 作成協力. 関連情報. 編集委員・作成協力者・作成委員 2.作成協力者(団体・個人) 甲状腺がん. 更新・確認日:2023年12月26日 [ 履歴 ] 甲状腺がん 目次. 甲状腺がんについて. 検査. 治療. 療養. 臨床試験. 患者数(がん統計) 予防・検診. 関連リンク・参考資料. 甲状腺がん 全ページ. がんの冊子 甲状腺がん. 前のページ. 甲状腺がん. |ukr| rge| yez| vla| etv| cas| ysu| cfz| wzv| ljp| nva| muz| ked| bvj| yzt| iia| zdc| xxg| cfh| npt| zdq| ext| wcv| sdx| ran| kap| ykx| ixt| eov| wew| vks| gdx| uaz| rie| hon| ewm| ziz| qbd| igv| jgs| rnq| wrs| beq| dql| kor| tds| fdh| bel| xis| vzs|