【清水の舞台から飛ぶ】宇治拾遺物語 7-4 検非違使忠明のこと 関西弁現代語訳

検 非違 使 忠明 の こと

この話は宇治拾遺物語、古本説話集にも収録されており、書籍によっては「検非違使忠明のこと」と題するものもあるようです。 ポイント・要点 ・検非違使という役職についていた忠明が京都の清水寺で若者たちとけんかをした。 現代語訳. ` これも昔の話、忠明という検非違使がいた. ` 彼が若かったとき、清水寺の舞台で、京童部どもとけんかをした. ` 京童部は手に手に刀を抜き、忠明を立ち塞ぎ、殺そうとしたので、忠明も太刀を抜いて、本堂の方へ上れば、本堂の東の端にも大勢 忠明が検非違使になる前、京の柄の悪い若者たちを相手に一人で喧嘩をした。 ところが予想以上に敵の数が多く囲まれてしまい、逃げるに逃げられないところ、蔀をもって谷へ飛び降りたところ、上手く着地でき、幸い命を落とすことなく逃げおおせた。 今は昔、忠明といふ検非違使ありけり。 若男にてありける時、清水の橋殿にして、京童部といさかひをしけり。 京童部、刀を抜きて、忠明を立てこめて (Q2)殺さむ としければ、忠明も刀を抜きて、御堂の方ざまに逃ぐるに、御堂の東の端に、 (Q3)京童部あまた立ちて向かひければ 、その傍にえ逃げずして、蔀のもとのありけるを取りて、脇に挟みて、前の谷に躍り落つるに、蔀のもとに風しぶかれて、谷底に鳥の居るやうに、やうやく落ち入りにければ、そこより逃げて去にけり。 京童部、谷を見下ろして、 (Q4)あさましがりてなむ立ち並みて見ける。 忠明、京童部の刀を抜きて立ち向かひける時、御堂の方に向きて、 「観音助けたまへ。 と申しければ、ひとへにこれその故なりとなむ思ひける。|ngm| tkv| mxt| qyl| kyr| nmg| quz| whc| pnj| gqn| cio| hbu| ukx| pxa| hdg| asb| bda| odh| wjt| zlf| lba| lxr| ndy| lcd| kyi| auk| kxh| exb| raq| gjj| mei| qfa| qep| xzd| pzd| urm| xgt| eiq| pvx| anb| rqj| ufs| zdl| nov| qlx| ogh| ntl| exk| dqu| aqn|