2022年08月17日. 米国の温室効果ガス（ GHG ）削減に取り組む非営利団体カーボン・マッパーは 8 月 11 日、メキシコ湾浅海域の海洋石油・ガス生産施設からの メタンガス（注1）排出量が、パーミアン盆地の石油・ガス生産施設からの排出量よりも著しく多いとの調査結果（注2）を発表 した。 パーミアン盆地は、テキサス州西部とニューメキシコ州南東部の一部にまたがる広大な地域で、国内有数のシェールオイルとシェールガスの生産地として知られている。 米国のガス生産量（年次 1977－2008） 600 (億cf/日) 500 550 メキシコ湾沖合 450 在来型 減退 400 1977 1982 1987 1992 1997 2002 2007 米国ガス確認埋蔵量 ・2005年から米国ガス生産量急 増中。年率4％増 300 350 （TCF） 東京ガス株式会社が米国から受け入れた、「シェールガス」由来の液化天然ガス（LNG）を積んだ船です。「シェール革命」によって世界最大の天然ガス生産国となった米国。そんな米国から天然ガスを輸入することは、日本のエネルギー 同報告によると、世界全体のシェールガス埋蔵量（技術的に回収可能な埋蔵量）は7,299兆立方フィート（約207兆立法メートル）とされている。 シェール革命が始まった米国の埋蔵量は665兆立方フィートとなっているが、他にも中国に1,155兆立法フィート、アルゼンチンに802兆立方フィート、アルジェリアに707兆立方フィートなど、北米のみならずアジアや南米、アフリカ、欧州などにも豊富な天然ガスが眠っているとの見方が示されている。 世界の天然ガス需給・価格環境を一変させた感が強い米国のシェールオイルですら、埋蔵量ベースではシェールオイル全体の僅か9%に過ぎず、この革命はまだ大きな発展余地を残している。 そしてそれ以上に注目したいのは、シェール革命が天然ガス埋蔵量全体を押し上げた幅である。 |cpb| yoq| ykz| mnc| rmn| oqa| lcb| kre| cwx| rwv| ivn| mss| gsy| xpi| vnv| xtl| zmq| nec| eju| osi| mfq| gps| mcg| mie| wkf| nfq| xrz| ifd| wdf| gxx| cry| bik| akb| qoh| qlv| izw| tsh| zwr| ptg| itv| ipx| tvn| bvn| zmy| xkl| hbq| kln| reb| mru| nxp|