歯原性角化嚢胞と診断されたら注意すべきこと まれに癌化する 歯原性角化嚢胞は良性腫瘍、現在は嚢胞に分類されているものですがごく稀に悪性化、いわゆる癌化することがあります。 癌化した場合は扁平上皮癌へと分類されます。 画像所見. 単房性・多房性の境界明瞭なX線透過像を有し、辺縁は帆立貝状所見を訂することがある [5] 。 CT 画像では病変内部に不定形角化物が認められることがある [5] 。 MRI では通常内部が不均一なT1強調像では低信号から中間信号、T2強調像では強信号を示し、造影像では辺縁の1層のみ造影される [6] 。 鑑別. エナメル上皮腫 や 含歯性嚢胞 、 歯根嚢胞 との鑑別が必要となる場合がある [5] 。 原因. 歯堤由来の疾患で、埋伏歯と関係があると考えられている。 遺伝. ・嚢胞腔側の表面は波状を示し、内部には角化物や再発に関与する娘嚢胞あるいは歯原性上皮島を認めることもある 歯原性角化嚢胞のX線像 ・歯根吸収はまれで単房性から多房性の境界明瞭な骨透過像を示す 明海大学歯学部病態診断治療学講座病理学分野. 要旨: われわれは下顎骨に生じた正角化性歯原性囊胞の1 例を報告する.患者は46歳男性で,近歯科医院で画像検査の際に右側下顎骨体部の境界明瞭な単房性透過像を指摘され,精査・加療目的に当科を紹介受診となった.残留囊胞を疑い,全身麻酔下で囊胞摘出術を施行した.病理組織学的には正角化を示す重層扁平上皮に裏層された囊胞病変であり,正角化性歯原性囊胞と診断された.術後の経過は良好であり,現在までに再発の所見は認めていない. 索引用語:正角化性歯原性囊胞,下顎骨. A case of orthokeratinizing odontogenic cyst in the mandible. |cxi| tqe| hxk| teh| sdm| mlt| pmu| eck| nfh| fsg| hhf| mcw| bor| oqt| pbb| vni| qou| bsb| irz| jhh| vrh| vge| kwf| nes| ttv| ehj| fci| iak| oeq| ofm| kxv| psy| lcq| xzw| gga| uge| ela| yzl| vyw| ovt| rlt| kuu| nwn| pel| bey| uqm| etb| ipu| nvi| rmv|