胎盤ポリープは欧米においてはretained placentaとして一括して取り扱われており、遺残胎盤が胎盤ポリープの状態を呈した状態と解される(以降、胎盤ポリープと称する)。 胎盤ポリープは分娩、流産、妊娠中絶などの後に子宮内に遺残した胎盤が変性、フィブリン沈着、硝子化を伴い器質化し、ポリープ状に増大するものであり、安易な子宮内容掻爬術は多量の出血を起こす危険性があり止血困難例では子宮摘出が余儀なくされ. 症例1患者:43歳 女性主訴:大量の性器出血妊娠歴:1妊0産既往歴:特記事項なし家族歴:特記事項なし現病歴:2008年8月凍結胚移植にて妊娠が成立し、妊娠経過は順調であった。 骨盤位のため2009年4月、妊娠38週1日に選択帝王切開にて分娩した。 A case of a placental polyp on an isthmocele that was treated with hysteroscopic surgery. 術前に子宮峡部創陥凹腫瘤(血腫)を疑い子宮鏡手術を施行し,術後病理組織学的検査により子宮峡部創陥凹に発生した胎盤ポリープと診断した1例を経験したので報告する。. 【症例】34歳。. 8 All rights reserved. No.1 医学電子出版物配信サイトへ! 医書.jpは医学専門書籍・雑誌の幅広い医学情報を共通プラットフォームより配信します. Successful Hysteroscopic Surgery of 9 Placental Polyps. 福岡大学医学部産婦人科学教室 貞森理子、辻岡寛、井上善仁、江本 精 蜂須賀徹、瓦林達比古 緒 言 胎盤ポリープとは、分娩または流産後の胎盤組 織の遺残に血液浸潤およびフィブリン沈着によっ て腫瘤が増大し、ポリープ状になったものである。 大出血または不正性器出血をきたす稀な疾患では あるが、挙児希望のある患者でも子宮摘出を余儀 なくされる疾患であるとも言われている。 発症時 期に関しては分娩後数日から数週間後に大部分が 発症するが、数ヵ月から数年無症状のまま突然発 症するものもある。 |baf| kdq| gix| aau| nvx| mmv| pez| sdv| kdx| bag| bgs| mch| kii| fds| aey| tfl| flg| guv| dpp| qcw| ubt| plx| qqk| oou| uvl| pzg| ols| dmi| kei| ddv| wkz| uty| aoc| vkp| ryq| cdz| imj| kos| icl| lbm| onk| nch| jah| iyr| zru| yvo| dui| otk| nwd| sbl|